2007年04月24日

Visiting Endicott

さて、Fuqua School の滞在を終え、今度は Endicott, NY に移動して出張中のオットと合流、一緒に週末を過ごす。

"NY" と言っても NY-City と NY-State とはずいぶんな差で、特にオットのいる Endicott はかなりの田舎。何もないよ、という言葉通り本当に何もない。この何にもなさっぷりが、改めてアメリカにいるのだなあと感じさせます。あと、先週日本を出発する前に「Endicott では雪が15センチ積もっている」と聞いていたので防寒体制で来たのに、今週は気温20度超ですよ?!このアップダウンの激しさもアメリカだなあ〜。というわけで、オットと合流して最初にしたことは、近所の Macy's でサングラスとサンダルを購入することでした。

とはいえ、何もないというのは、逆に言えば自然はたくさんあるわけで、ゴルフやトレッキングや釣りをやるにはいいスポットが豊富にあります。彼の滞在しているホテルも、ゴルフ場併設だったし。ただ数週間の出張では道具を持ってこないので、そのメリットは享受できないんですよね。我々の手持ちのgearといえば車のみなので、とりあえず近くの湖 Finger Lakes までドライブに出かけました。2時間くらい走って湖に着き、風景とかライダーの多さとかを見ながら「河口湖みたいだね〜」って言ってたんですけど、ぐるっと周りを走るので時速80キロで3時間以上かかり、そのスケールに再びアメリカを感じる。こんな環境だから、人も大らか(というか大雑把)になるんだろうね〜。羨ましいような、そんな人達と一緒に仕事をしているオットが気の毒なような。

さて、この湖の周りにはワイナリーがたくさんありました。ワイナリーはかわいいブドウのマークで地図に載ってますが、訪れるとテイスティングをさせてくれます(有料のところもあり)。私もドライバーズライセンスを持ってきているので、ちょこちょことワイナリーに寄ってはテイスティングをしてみました(主にオットが)。どこがいいとかは全く知らずに行ったのですが、たまたま寄った

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Hermann J. Wiemer

はいろいろ賞を取ったりワイン雑誌に載ったりしているところだったようで、私たちがいる間にもひっきりなしに客が訪れていました。テイスティングコーナーの内装やワインのラベルが洗練されており、ビジネス的に成功しているのだなというのが見て取れます。私はワインの善し悪しはあまり分かりませんが、テイスティングしたワインがとても美味しかったので数本購入してみました。 Memory of NY(S) ということで、家に帰ってから飲もうっと。

帰り道に Wal-Mart にも寄ってみる。ビジネスモデルにはしょっちゅう触れておきながら、実は現地を見たことがなかった私。この機会に見学してきました。・・・すごい大雑把だな〜。確かにこれだと安くできるのでしょうが、日本の客はこの大雑把さというか pick responsibly なサービスレベルを許容できないのじゃないかなあ、というのが感想。少し IKEA に共通するものがあります。まあでも、 Wal-Mart のビジネスモデルは体感できました。

夜は、アメリカの大きくて固い肉のステーキが食べたかったのでステーキハウスへ行く。広いステーキハウスがほぼ満席だったので、やっぱり国民食なのだなと感じます。こういう人達に狂牛病の疑いがあるから牛肉は食べません、とか言っても信じないだろうな。日本への輸出用の肉にうっかり骨を入れちゃった、という事件がとても自然に感じられます。私は22オンス(623.7グラム)の骨付きステーキを頼みました。当然完食できませんが、でも肉を食べた〜〜という気持ちがして大変満足。帰って体重計に乗るのが、とってもとっても怖いです。

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2007年04月22日

Visiting Fuqua, day3

3日目は、"International Business Management"のクラスを見学しました。この日は、オフショア開発はもはやコスト削減が目的ではなく、優秀な人材の獲得が目的であるという話で、工学ドクター卒業者数とH1Bビザ発行数の推移を見ながらアメリカ企業はどうすべきかなどを考えました。クラスがクラスなので、生徒もとってもInternational。すごく懐かしい雰囲気で、このdiversityが居心地いいことこの上ない。水を得た魚のようになってしまい、オブザーバーだというのにゲストスピーカーに質問しかけました(挙手が多かったので泣く泣く自粛)。

その後はカフェテリアで仕事。多分Fuqua滞在中に私がもっとも多くの時間を過ごしたのは、このカフェテリアです。学校の雰囲気を味わえて、それはそれでとても楽しかったのだけれど、さすがに3日間もいたのにビジネススクール以外のDuke大学の施設を全く見ずに帰るのはもったいないだろうという現地の方々の進言に従い、教会とBookstoreを見学しました。この学校は本当にキレイ。自分のKBSの環境と比べると切ない・・・。いや、うちも学部はきれいなんだけど、ビジネススクールがね・・・。あの環境と、このFuquaの環境とで、どちらが世界を相手に勝負しようという気概のある人材が輩出されるかというと、当然ながら後者でしょうよ。環境って大切だなあああ。ちなみにこのビジネススクールは一学年400人ですが、手厚い就職サポート(卒業生の就職先はビジネススクールの評判を左右するから)にコストがかかるためそれ単体では赤字で、その分をエグゼクティブMBAで補っているそうです。KBSもビジネスモデルは同じなのにねえ?

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(左)Fuquaの象徴的なホール。 (中)Ph.D.学生スペース。 (右)Duke大学の教会。

さて、この日はブラジル人学生のFさんにインタビューをさせていただく。彼女はブラジルでNGOの立ち上げに関わった後に、よりスキルを高めようと米国に来てFuquaでMBAを取り、卒業後はNYのマッキンゼーに勤めるそうです。情熱に溢れた知的美人で、同級生の中でもかなり人気がありよく口説かれていたらしい。非常に納得、というか私も惚れた。彼女曰く、「NGOとマッキンゼーとで迷ったけれど、コンサルティングファームのほうがスキルが高まるだろうし、長期的に考えてより大きなインパクトを与える人になれると思ったから。給料もいいしね」だそうな。こういう人がいるのって素敵。自分にとってソーシャルなビジョンは大切だけど、自分自身がHappyに暮らすためにはお金も同じくらい大切、と言い切れる人ってかっこいい。彼女と、「Talented peopleを巻き込むには民間と同等のSalaryを用意しなくちゃだめだと思う。だからNon-profitという単語ではなくSocialという単語を使うようになったのはいいことだよね」という話をしました。とってもCharmingな女性で、こういう人がソーシャルセクターに増えたらイメージが変わるなあ、と思いました。情熱と知性が共存している人って、本当に素敵だよね。

さて私のFuqua滞在もこれにて終了。個人的にも、キャリア面でも、とっても意義深い訪問でした。ちょっと迷いというか自分の仮説に自信が持てなくなっていたんですが、今回色んな人と話したり授業に出たりしたことで、方向性が見えてきました。やっぱり人に会うというのは重要ですね。あと、海外にいると、自分のこだわりがちっぽけなものだったことにも気付かされます。全くの根拠レスですが、Durhamの土地から飛行機が飛び立つ瞬間、何となく「ここはきっとまた来るだろう」という感覚があったので、また何らかの形で訪れるのではないかな、という気がしています。

お世話になったみなさま、ありがとうございました。

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2007年04月21日

Visiting Fuqua, day2

Fuquaにも慣れてきた二日目は、MBAの "Corporate Social Impact Management" という授業に出席しました。Socialの分野ではかなり先進的なこのビジネススクールで、何が教えられているのか、また学生の反応はどんなものかを見るのが目的です。

その日の授業のテーマは "promoting volunteerism" 。従業員にボランティアディを課している保険会社からゲストスピーカーを招き、その後ボランティアへの参加意識のアンケートを見ながら、どうやって人々(特に企業人)にボランティアに参加してもらうかということをディスカッションしました。

えーと、結論からいうとものすっごく面白かったです。

意見の偏ったディスカッションはつまらないものですが、この手のDoing Good系の話だと批判がしづらいので偏りやすい。つまり「ボランティアはいいことだ」という評価があまりにも強力な前提となってしまっていると、「やらない・やりたくない」という反対意見が出しにくいし、「なぜいいのか・誰にとっていいのか」という突き詰めた議論ができないと思うんですね。そうすると、やりたくないと考えている人達を巻き込むための戦略を考えるところまで到達することができません。特に社会人経験のない学生のディスカッションだと、「社会にいいことだから」「楽しいから」という議論になり、それだけで世の中や会社が動くわけではないということが見逃されがちだし、一方でビジネススクールだとCSRは余裕のある企業の道楽だと言われてしまいがち。もうちょっとロジカルに「ソーシャルはなぜビジネス上もプラスなのか」を議論できないものかなあ、と常々考えていたのです。

ところがこの授業では、ゲストスピーカーにも”なぜボランティアディを選択的にせず強制的にやらせているのか?”という質問が飛んだり、参加意識アンケートの中でも"寄付をしないとギルティに感じるか?""ボランティアは自分の専門性向上に役立つか?"等の設問があったり、学生から"時間がないならお金だけ渡せばいいのでは?"という発言があったりと、バランスのよい議論が展開されました。もともと選択科目だから、この手の話に興味のある人だけが参加しているディスカッションなのに、ポジティブ面のみの議論ではなく、ロジカルに批判すべきところは批判するという姿勢がとても素晴らしい。

あー面白かった!!
久しぶりに現役MBA気分も味わいました。

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2007年04月20日

Visiting Fuqua, day1

ただいま、アメリカはノースカロライナ州のDurhamにあるDuke大学MBA(The Fuqua School of Business)を訪問しています。

本来の目的はニューヨーク州に出張中のオットと会うことなのですが、その前にちょっと寄り道して、友人が留学中のFuquaに遊びに来ました。このビジネススクールにはソーシャル・アントレプレナーシップの大御所であるDees教授が在籍していますので、アポを取って会いに行きました。Dees教授は 「The Meaning of “Social Entrepreneurship"」 を書いた人で、 Harvard Business School の Social Enterprise Initiative の立ち上げに関わり、Stanford Business Schoolの Center for Social Innovation を立ち上げ、現在はFuquaで Center for the Advancement of Social Entrepreneurship を主催している方です。

研究に関してはいろいろ悩むところがあり、ちょっと本質に立ち戻ってみたくなりまして。そういうときはExpertとのディスカッションが私には一番効きます。

先方もかなりお忙しかったようで、お話できたのはほんの短い時間でしたが、fruitful dialogueでした。直感的に持っていた私の仮説が、ロジックで説明されました。でも、同時に自分の課題も突きつけられました。

今回の気付きを一言でいうと、「Socialの気持ちを持つのはいいことだけど、その前にまずはピンで勝負できるProfessionalたれ」ということです。SocialなNon-Professionalよりは、Non-SocialなProfessionalの方が役に立つということでしょうか。未だProfessionalとなりえてない自分には大変耳の痛い話ですが、確かにその通りですよねぇ・・・。
(注:これはDeesが言ったことではなく、私の解釈です。)

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2007年04月12日

技術と心

指導教授に仕事のギャラ代わりにお寿司を食べに連れて行ってもらいました(注:寿司のほうがずっとずっと高い)。「一流のものを知っておくことは大切なことだ」と考える先生が連れて行ってくれたお店は、8代目のご主人が握る宮内庁御用達の老舗。自分で行けるようになるにはあと何十年かかるんだろう。

お寿司は当然、ものすごく美味しい。私ごときが寿司を語るのはおこがましいですが、今まで食べていた寿司とは別物にしか思えない。ご主人、アナタ天才です。

そのご主人は知識も大変豊富で、話がとても面白かった。例えば蓼と蓼酢を添えた稚鮎の塩焼きが出たのですが、なぜ鮎には蓼なのかということを話してくださいました。私は「鮎と蓼」という組み合わせは知っていたけれど、その由来は知りませんでした。でも、由来を知らないということは、結局アレンジができないということなんですよね。逆に言えば由来を知っているからこそアレンジが楽しめるし、自分の幅が広がってゆく。ご主人いわく職人でもそういった知識のない人が増えているとのことで、だからこそ「いろどり」のようなビジネスが成り立つのだなあと実感しました。

あとご主人のことばで印象的だったのが、「技術を使うには心が必要」ということ。寿司を握る技術なんて練習すれば誰でも身につけることができる、でも技術は所詮手段であって、それを何のために使うのかという目的すなわち心がなければ、その先に行けないという意味です。自分はこういう風にお客さんに喜んでもらいたい、という心があるが故に、蓼の由来のような知識を備えたり、技術を更に磨いたりができるのだと。

ご主人は寿司職人の話でしたが、これは研究者にも言えることだとつくづく思いました。私は今、博士課程でPh.D.を取ろうしていますが、資格としてのPh.D.は「研究技術を習得しました」という品質保証に過ぎないため、それの取得が目的だとは思っていません。技術は大前提ですが、でも技術は技術でしかなく、そのうえで何のために研究をするのかという心が無いと、研究者としては二流だと思います。実際、尊敬する研究者と話していると、その中には必ず何かの信念や哲学が存在しますし、その研究アプローチは年月を経て周りの環境に従って変化してきているものの、根っこはぶれていない(第一、何十年もの環境変化に耐えられない信念なんて、それは信念と呼べるレベルのものじゃないと私は思う)のを感じます。

寿司職人も研究者も、心こそが、その人を一流たらしめているんだなあと、ご主人の握るお寿司を食べながら考えていました。

そこでふと気付く。
ああ、だからDoctor of Philosophy(Ph.D.)なのだと。


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2007年03月18日

サクラサク

副専攻であるマネジリアルエコノミクスの、総合試験(Ph.D. Comprehensive Examination)に無事通りましたかわいい

自己評価は最悪だったのですが、そして口頭試問も緊張でしどろもどろだったのですが、意外にもレポート無しの一発合格。かなりびっくりです。後ほど先生の一人に講評をいただいたところ、ペーパーのロジックが良かったらしいのと、面接のしゃべりはぼろぼろであったものの言いたかったことは伝わってたし間違っていなかったようです。よかったーーー!!

これでやっとカリキュラム内の試験は全部終わり。
あとは博士論文を出したら(といってもそれが1年くらいかかるけど)博士号です。

試問の結果を聞いた翌日は一日中寝てました。先生の都合でペーパー試験から口頭試問まで2週間も空いていたのですが、自己評価が良くなかったこともあり、その間は生殺し状態。精神的にいっぱいいっぱいで、些細なことが気に障り、眠りも浅く、ストレスを溜めまくってましたねー。ブログも放置。終わって、やっと久しぶりにゆっくりゆっくり眠れました。

私が試験に専念できる環境を創ってくれたみなさま、本当にありがとうございました。無事合格できたのも、様々な形で協力・応援してくださった方々のおかげだと思っています。ほんとありがとう。

これから少しづつ恩返しをさせてください。

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2007年03月05日

ペーパー試験終了

とりあえずペーパー試験が終わりました。

えっと・・・自己評価としては・・・かなり・・・酷い気がする・・・。

とはいえ、実力をだせなかったとは思っていないので、あれでダメなら出直しなさいということなのだと素直に受け止め、後悔はしない。たぶんしないと思う。しないんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておくか。

今回も、たったの2つの問題に答えるために8時間を費やす(さすがに集中力は途中で1回切れたけど)。そしてまたもや今回も、試験当日の夜はひどい肩凝りに苦しみ、翌日は熱(知恵熱?)を出す。いかに普段使っていないモノを使っているのかが分かりますね。
(それでいいのか・・・?そこはもっと普段から使うべきなんじゃないのか・・・?)


ぶつぶついってももう答案は出してしまったので、今は来週の口頭試問に向けて万全の備えをするのみ!!

故に禁酒キャンペーンももう少し続行です。>関係者各位

posted by Kokubo at 20:20| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学院と日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月27日

不安いろいろ(総合試験を控えて)

副専攻(マネジリアルエコノミクス)の総合試験(Ph.D. Comprehensive Examination)を控えているせいで、ややナーバスな日々を送っているわたくし。

学部の受験の時は試験中に眠ってしまうくらい適当だった私ですが、流石に自分で学費を払っている今は緊張感が違います。○百万円の投資がかかっているわけですから、そりゃあ禁酒もしますって。ねえ。

そんな不安定で寝不足な日々を送っていますもので。
いろいろポカもやらかします。ホホ。


先日は自宅でケース教材をアイウエオ順に整理していました。
三洋電機株式会社」のケースを「えーと“ミツヨウデンキ”だから、マ行っと・・・」と呟いていた私にオットが一言、





「・・・それはサンヨウって読むんだけど・・・」




キーーー!
SANYOって書いてあれば分かったのに!


そういや先日のケース研究会では「顧用」って板書していた私。
(ちなみにその前の企業研修では「個客」って書いてた。)



うう、試験大丈夫かな・・・。

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2006年12月02日

ご報告

主領域(組織)の、総合試験(Ph.D. Comprehensive Examination)に合格いたしました。
これでようやく Ph. D. Candidate が名乗れます。

いちおう、カリキュラム上での最短コースです。えへ。
お仕事も再開できますね。
でもその前に、しばらく遊んでやる〜〜。



・・・副領域(意思決定)の試験も春にあるんだけど、
それは今は考えないことにしよう、そうしよう。





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2006年11月07日

丸の内にて気合いを入れる

試験を控えているせいで、超地味な生活を送っている今日この頃。

今はそういう時期だから我慢せねばと思いつつ、でもやっぱり時々は気晴らしが必要なわけで、オットと丸の内に出かけたついでにちょっとだけ美味しいものを食べに行ってきました。ランチってところが一応自制心。

肉!!!て気分だったので、ヴァンピックル丸の内でステーキ。

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うわーーん。美味しいよー。
シェフの気合いを感じるレストランに行くのが、私には一番効く気分転換です。昔仕事でものすご〜く落ち込んでいたのに、大好きなレストランを出る頃には超ご機嫌な顔をしていた私を見て以来、オットは「何かあったときは旨い物を食わせれば万事OK」とインプットされているらしい。確かにそれは正しい。料理を通じてシェフに気合いを分けて貰えるんですよね。

ついでに勉強ラストスパートのお供として、ラ・メゾン・デュ・ショコラ丸の内のオランジェットも買う。もーこれ本当に好き。でも消耗品(?)のくせに目玉飛び出るくらい小さくて高いので、私にとってはご褒美です。正直、ヴィトンとかティファニーとかよりも、ここのチョコレートのほうが私は貰って嬉しいぞ。


さあ、気合いも入ったので、あと1ヶ月頑張りますか!!!


(中身のないエントリーで失礼。)


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2006年11月05日

ベンチャー学会@仙台

この週末は学会で仙台に行きました〜。

仙台と言えば、牛タン!牡蠣!食べ物が美味しいところで開催される学会は、行き甲斐があってウレシイよね。試験が近くて時間に余裕が無かったので、会場である仙台国際センターと仙台駅前しか見ていないのですが、それでも噂のケヤキ並木と紅葉が少し見られました。そして仙台ではたったの三食分しか滞在しませんでしたが、それでも牛タンと寿司と牡蠣は食べてきました。いやいや、クオリティ高いです。

ところでやはり東北は日本酒が旨いです。「乾坤一(けんこんいち)」という日本酒を頂きましたが、これがすっきりとしてすごく美味しかった。調べるとこのお酒を造っている(有)大沼酒造店は県内で一番小さな蔵で、麹造りから瓶詰めまで全ての工程を手作業で行っているのだそうです。ちなみにこの名前は、中国の「乾坤一滴(ここぞの時に渾身の力を込めて造る)」から来ているんだそうです。なんだか造り手さんにお会いしたくなってしまいます。

さて、今回出席したのはベンチャー学会の全国大会でした。テーマが「地域イノベーションとベンチャー企業」だったので、これは行かねばと思い、試験前の貴重な時間を費やして出かけました。この学会は実務家が多く、時々理論的には詰めが甘い研究もありますが現場の人の話を聞くのはとても勉強になります(目的如何では、理論的整合性だけが常に正しい評価基準だとも思わないし)。

それから、高知工科大学の方が「いろどり」をネットワーク組織論で分析した発表をしていました。要約すると「いろどりでは自律分散型組織が形成されており、自立が必要とされる地域再生ビジネスに有効なアプローチである」というもの。ただ質疑応答では、ネットワーク上でやりとりされている情報のコンテクスト(文脈)は何か?いろどりのコア・コンピタンスは何?他所が上手くいかないのはなぜ?といった極めて妥当な質問が相次ぎ、回答を聞く限りでは彼も明確な回答を持っていない感じ。といいつつ私もこの辺りは最近ようやく答えが見えてきたばかりです。近日中にはケース「株式会社いろどり」の修正版が販売されますので、それを使ったディスカッションを開催してこの仮説を検証するのを楽しみにしているところです。

ちょっとユニークだったのが、今回は懇親会が仙台市博物館だったこと。仙台らしさを味わっていただきたいとのホスピタリティから企画したそうです。海外では珍しくないけど、国内ではこのようなパブリックスペースでパーティが行われるのは珍しい!関係者の方々のご苦労が透けて見えます。少々失敗もあったようですが、でも貴重な経験をさせていただき楽しかったです。

以上、仙台レポでした〜。


【おまけ】
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写真は「きすけ」で食べた牛タン定食。カウンターに座ったので、目の前30センチでおやじさんが牛タンをひたすら焼いているのを眺めながら食べました。ごちそうさまを言ったときのおやじさんの笑顔が素敵でした。



posted by Kokubo at 22:16| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学院と日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月25日

slow but steady

先日、すっっっっっごい苦労した事例研究発表が終わりました。

この2ヶ月、そのことしか考えていなかった。事例研究なので、実在する会社の分析
なのですが、この2ヶ月の間、多分私は社長さんの次にその会社のことを考えるために
時間を費やした人物だと自負してます。なのに、アウトプットはとてもじゃないけど
満足のいくものではなくて、それがとても悔しい。

理由はひとえに私の研究者としての未熟さです。研究者として備えているべき能力が、
ゼロとは言わないものの、必要水準に達しておりません。誰にどんな慰めを言われ
ようとも、自分がそれは一番よく分かっています。最終的には時間切れで満足の
いかないままに発表してしまいましたが、あと1週間あればベターになったかというと
そうとも思わない。だから、あれが現時点の私の実力ということなのでしょう。

うーん、正直、凹みます。

とはいえ、今回は色んなLesson Learnedがあったのも事実でした。
研究者として、一個人として、今後すべきことがクリアになったし、対象はちょっと
突き放して眺めなければ本質が見えないということも体験した。だからこそ現場の
人には出来ない部分で研究者が貢献できるのだ、ということも分かった。

思い起こせば、私は昔から失敗をしないと学ばないタイプなのだった。
本や他者から教わってもだいたい初めてのことは失敗する、でも痛い経験をすることで
学びが深く二度と同じ失敗をしないようになる、そういうラーニングカーブの立ち上がりが
遅い人なのであった。私は。そういう意味では、今回は結果はともあれ、必要なステップで
あったということなのだろうと思う。

・・・ってことを、お酒を飲みながらオットにつらつらと語ってみる。
なんか効率悪いよねー、でもどーしても器用には立ち回れないんだよねー、
とぶつぶつ言うツマに彼は言う。


「だから地道に努力してるんでしょ。」


うおー。そうでした。


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2006年08月29日

【過去ログ2005】旅館の経営学(滞在編)

山形繋がりでふと思い出した過去の文章・後編です。
MBA終了間際(2005/03/22)にTUGコラムとして発表したもの。思えばこれがMBA時代に書いた最後の文章であり、TUGのコラムとしても集大成だったと言えます。定期的に書くことは大変だったけど、それによって自分自身の成長や振り返りにつながり、自分の興味を純化出来たように思います。自分が何をやりたいのか、これからどうやって生きていきたいのかを考える時間として、MBAでの2年間は大変貴重な機会でしたが、こういう表現の場があったことでさらにその機会を活かせたようにも思います。

そして改めて気付くのですが、私はこの頃に突き詰めて導き出した自分の立ち位置からブレていない。とりあえずそれに関しては自分を褒めていいかなァと思います。

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0322.jpg写真は石川の旅館B。

国保@TUGです。
前回は探索編でしたが、今回は、実際の滞在を通じて感じたことを分析してみます。

前回述べたとおり、今回の旅行は2件の旅館を訪れました。2つはそれぞれ趣が大きく異なりますが、それぞれ高い客室稼働率を誇っており、成功例と言っていいかと思います。ではこれら2つに共通する要素を成功のポイントを見ていこうと思います。

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2006年08月28日

【過去ログ2005】旅館の経営学(探索編)

山形繋がりでふと思い出した過去の文章を引っ張り出して来ました。
MBA終了間際(2005/02/25)にTUGコラムとして発表したものです。当時は20代だったか。既に遠い昔のことのような気がする。

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0225.jpg写真は山形の宿。

こんにちは。国保@温泉大好き、です。
今、私の中ではジャパニーズ・リゾートがブームです。

先日、バケーションで温泉に行ってきました。
最近はツボを押さえたいい旅館がたくさん出来てきています。今回は以前からチェックしていた旅館に泊まるための旅というのをやりまして、二軒の旅館をはしごしました。

が、悲しいかな、もはや自分の行動や滞在場所をMBA的に眺めずにはいられません。
そこで今回は自分の旅行を振り返りつつ分析してみたいと思いますが、そんな堅いものではなく単に一消費者(20代後半、女性)の体験談として読んでいただければ幸いです。


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2006年03月01日

【過去ログ2003】福祉とビジネスとココ・ファーム

(2003/11/12 TUGコラムとして発表)

こんにちは。国保@TUGです。
実りの季節となりました。皆様、いかがお過ごしですか?
11月20日は今年のボジョレヌーボーの解禁日ですが、日本の、それも栃木県にワイナリーがあることをご存知でしょうか?

COCO FARM & WINERY
http://www.cocowine.com

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2006年02月23日

【過去ログ2003】人を幸せにするIT

(2003/10/29 TUGコラムとして発表)

質問です。ITは、人を幸せにできると思いますか?

私はIT業界で働いていたし、SOHOのバイトをしていたし、大学院のレポートはPCで作成し、辞書がわりにインターネットを使い、とITの恩恵をフルに浴びてきました。正直、ITの無い世界はもう想像もできません。

でも一方で、ITに振り回されている自分にも気付きます。携帯を忘れると落ち着かなかったり、勉強していてもメールが気になったり。また私が仕事で導入していた業務系システムは現場担当者の仕事を奪い、リストラ対象人員を作り出していました。新聞にはネットで知り合って心中した人の記事が載り、ネット上には子供がアクセスできるところにアダルトサイトや他人を中傷する掲示板があったりします。

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2006年02月22日

【過去ログ2003】三重県発スローフード

(2003/09/25 TUGコラムとして発表)

今回は、私の出身地である三重県のアグリビジネスによる町おこしを紹介したいと思います。

「農事組合法人 伊賀の里モクモク手づくりファーム」

廃れつつあったこの地域の養豚農家を何とかしなくてはいけないと思った農協出身の木村氏という方が、生き残りのためにブランド豚(伊賀豚)を作り上げ、収益性向上のために豚肉加工品を製作・販売するようになり、さらにより自分達を知ってもらってリピーターを増やそうということで一般客の訪れることのできる農場公園を作りました。最初は養豚メインだったのですが、その地方の農業も共に発展させたいということで、ファーム周辺の農家で取れた農産物をファーム内で消費・販売するようになり、そのうち後継者難にも陥っていた周辺農家の農地を借りてモクモクのスタッフが農産物を作って売るようになり、今では農業と養豚業と観光業を一体化させたビジネスを展開しています。

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2006年02月21日

【過去ログ2003】馬路村農協に見る町おこしの成功要因

(2003/09/09 TUGコラムとして発表)

「ビジネス」というテーマで私が興味を持っているのは手持ちの経営資源をどう活用して、どうPRすればビジネスとしてペイするようになるのかです。代表的な例は町おこしですが、多くの町おこしが失敗しています。そこで今回は町おこしのベスト・プラクティスを紹介し、その成功要因を探ってみたいと思います。

「馬路村農業協同組合」

馬路村は高知県安芸郡の山間部にある面積165.52平方キロメートル、人口1,234人の小さな村です。例に漏れず見事な高齢社会(45歳以上が30%)かつ過疎地なのですが、近年農業特産物である柚子を中心にした製品開発とマーケティングで成功を収めています。しかもその中心になったのが馬路村農協という公的機関だというのが驚きです。

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2006年02月20日

昇進したがらないエンジニア

先日、某大手電気会社の開発職の友人と、エンジニアには昇進がモチベーションにつながらないのはなぜだろうという話をしていました。確かに、ノーベル賞の田中さんのように、好きな研究ができなくなるからといって昇進を拒むエンジニアは少なくないのでしょう。

これはどういうことなのか?とちょっと真面目に考えてみました。
なお、昇進は必ずしも昇給を伴わないということを前提としているので、以下は金銭的要素を排除した議論です。
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2004年08月12日

なつやすみ(MBA日記)

ただいまKBSは夏休み中。
おそらく人生で最後であろうこの長期休暇をどのように過ごすかは各種各様です。
海外に長期滞在したり、修論に精を出したり、普段おろそかな家族サービスに専念したり、はたまたのんびりと日々を費やしたり。。。

私は今夏はインターンとして働いております。
久しぶりに実社会に戻ってみると、如何に学生というのは恵まれた環境であるかが良く分かります。きついと言われるMBA生活・KBS生活ですが(そしてそれは事実ですが)、期待や責任の重さから来るストレスが全く違うのは当然です。

ただ一方で、仕事をしていると日々の生活に流されやすいとも感じます。
毎日忙しいと自分の人生やキャリアについてじっくり考える時間というのはなかなか取れませんし、そもそも目の前のことに必死で疑問も抱かなかったりします。

それがフルタイム学生という仕事と切り離された時間を過ごすことで、自分が何ができるのか、これから何をやりたいのか等々をゆっくりじっくり考えることが可能になるように思います。また学生という身分を活用して多くの人の話を聞くことも可能です。そして人生のまだ早い段階でこのような時間が持つことは、多かれ少なかれこの先の人生設計にプラスの影響を与えるのではないでしょうか。

つまりMBA生としての2年間というのは、人生における夏休みでもあるのかなと思います。
そして9月になって新学期が始まると、一回り大人びた同級生がいたりするのと同様に、卒業した暁には、一回り成長した社会人としての自分があるといいなあと思います。
posted by Kokubo at 10:00| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学院と日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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