2009年12月02日

新作ケース「株式会社キッズベースキャンプ」販売開始です。

新作ケースが販売開始になりました!

株式会社キッズベースキャンプ

[あらすじ]
株式会社キッズベースキャンプは、東京都内で「放課後の時間を消費から投資へ」 をテーマにした新しいアフタースクール事業を展開している。学童保育は社会福 祉色が強く行政からの補助金で運営されている事業であり、民間のビジネスには ならないと考えられていたが、株式会社キッズベースキャンプは保育サービスの 付加価値を高め、経営感覚のある保育人材を育成することで事業化に成功。そし て創業3年目に、東急電鉄グループの傘下に入る。本ケースでは、株式会社キッ ズベースキャンプの事業化のポイントと、エグジットまでのプロセスを追う。(577円)

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 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

当初は、「ソーシャル色の強い事業のエグジット」というテーマに着目して書き始めたケースですが、調べてみるとニーズの切り分けだったり、人的資源管理(HRM)だったり、創業チームの機能だったりが大変興味深く、想定していた以上に内容の濃いケースになりました。新規事業の立ち上げから、エグジットまでの一連のプロセスが書かれていますので、新規事業創造や社会的ニーズの事業化などのテーマで授業ができます。この先、ビジネス界や経営教育において需要がかなり高まるであろう視点を、先取りして扱ったつもりです。(「株式会社いろどり」もケースを書いた5年前と今とでは世の中での捉えられ方が全く違います)

なおM&A交渉の本当に生々しいところはさすがにケースには書けなかったので、関係者の方をゲストスピーカーとして招いて下さいますとより面白いケース授業が出来ると思います♪

第6回のマネジメント研究会では、このケースのドラフトバージョンを使ってディスカッションをやっていますので、その感想などもご参考にどうぞ。ちなみに、この研究会の後、HRMの部分を大幅に書きたしました。

S木さんをはじめとするKBC社の皆さま、大変お世話になりました。
そして執筆を手伝ってくださったT原さん、お疲れ様でした。




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2009年11月30日

小倉でお仕事+唐戸市場

何かとご縁のある福岡・北九州に行ってきましたー。

P1050100.JPG 小倉駅前の街並みってなんか好き。

まずはお仕事!  ←と一応書いておかないと、単に遊びに行ってるみたいなので(笑)
今回はケース「NPO法人フローレンス」で、対象は病児保育やNPOを始めるわけではないけど自分の事業にとって学べる点はないかと考えているビジネスセクターの人がメイン。北九州市立大MBAの方や、社会福祉法人の方が何人かいらっしゃいましたが、題材としてのNPOセクター×対象としてのビジネスセクター(あるいは逆)というクロスセクターのディスカッションは好き。善意や社会性の意義は大前提として、さらにその先から考え始めるのが私のやり方です。

その後、地域起業家養成研修OBとの同窓会。九州では北九州と佐賀で合計11名のOB(うち3名は現役)がいるのですが、そのうち8名+地域エージェントさん2名とお会い出来て嬉しい限りです。ぶっちゃけ、今回の仕事はこの人たちに会う機会を作りたくて引き受けたといっても過言ではない。
P1050107.JPG OBズ。

九州メンバーは、起業のフェーズは様々だけどすごく仲がいい。事業をしているといろんな山谷がありますが、メンバー同士でアドバイスしたり応援したりしているのが見受けられ、なんだかとても嬉しいです。H口さん、「I塚さんが起業するときには全力で支援する」と言う貴方はカコイイよ。貴方が周りにやってもらったことを、お返しする時期なのでしょうか。F本さん、お幸せそうで何より。奥様(予定)は素敵な方ですね!T橋さん、佐賀からはるばるアリガトー。移動だけでも大変な中、お土産まで配慮してくださってありがとー。H野さん、現場のドロドロが分かる貴方にこそ、敢えて理想を語っていただきたいと私は思います。S藤さん、T矢さんみたいな人大好きと言ってるお顔が素敵でした。お身体にはお気をつけて下さいね!B場さん、ケーキはナイス演出でしたね。幹事ありがとうございました。K渕さんY倉さんY山さん、あと1ヶ月、よろしくお願いします!T谷さん、翌日のTV出演は大丈夫でした?K賀さん、これからどうぞよろしくお願いします。ご要望は理解しました。F島さん、お久しぶりでした。そしてT矢さん、twitter拝見しましたが、いいご判断だと思います。基礎機能が満たされていれば、プラスαの想いは大きな強みになりますから(逆は少ないと思いますが)。

新しい仕事に関する情報収集が出来たり、話したかった人と話せたので、満足満足。やっぱり現地に足を運ぶって重要だな。ずっと悩んでたことが、現場の人と話すと5分で解決する。

さて、私の仕事は夜の研修が多いので、地方に行くときは宿泊がデフォルトです。今回もOBと飲んで、小倉織見に行けたらもう満足なので、二日目はホテルで書き物でもするかな〜と思ってたんですけど、今回私を呼んで下さったB場さんが下関の唐戸市場に連れて行ってくれた〜。唐戸市場は平日は普通の魚市場なんですけど、週末は一般客向けに露店(?)が出て、その場で海鮮を買ったり食べたり出来るようになってます。なお、これが地味に山口県デビューですわたくし。
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新鮮なお魚が安かったり、ふぐがたくさんあって下関らしさを感じるんですけど、なにより目を引くのはお寿司バイキング!トレーとトングを渡され、店頭にずらりと並んだお寿司をお客が好きなように選べるシステムです。1個100〜200円でマグロやフグやサバやらホタテやらの握り寿司が買える。お金を払うと醤油とお箸とともにお盆に載せてくれるので、館内のテーブルや外で関門海峡を眺めながら食べることが出来ます。このシチュエーションって、なんかすごいテンションあがる。観光客を呼び込むには「エンターテイメント性」がすごく大事なんだなと思いました。確かに日々の買い物は利便性が大事だけど、週末のお出かけ先を選定する場合はテーマパークやデパートなどと競合するわけだから、気分がアガるって重要な要素になってくるのかな。だから高知の山の中で石窯ピザ屋をやるなら、エンターテイメント性を色々仕込んで、一日食べて遊べるという感じにしたらいいのではないでしょうかね、M内さん。
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ずらりと並んだお寿司は、遠目で見ると食品サンプルみたいでカワイイ。フクやカニも取りましたが、これで2,000円弱。光りもの大好き。
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飛行機の時間の都合で滞在時間は1時間程度でしたが、十分楽しめました!市場って独特の活気が合っていいですよね〜。なお余談ですが、関門海峡は車で10分程度であっさり渡れてしまうものだったのがちょっとびっくり。「関門海峡に負けた」という言いまわしをよく耳にしていたため、もっとハードルの高いものだというイメージを持っていたのですよね。(ルビコン川も実際は小さくて拍子抜けするらしいですね)

今回の戦利品。佐賀のT橋さんにいただいた柚子胡椒とかるかん、F本さんお勧め平塚明太子。あと一度トライしてみたかった木の花ガルテンのジャムを発見。おいしい。珍しく酒が無い!
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最後にB場さん、このたびは本当にありがとうございました。
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2009年11月21日

紅葉のキャンパス

17日には、今年も慶応大学湘南藤沢キャンパスで、秋山先生の「社会的組織の経営(ヒューマンセキュリティ)」の授業で、今年もケースを1コマさせていただく。毎年よんでいただいていて有難い限りです。学部生さんの授業ですが、今回は「NPO法人フローレンス」のケースを使いました。秋山先生は肩肘の張ってない美人で頭がよく気配り上手、そして遊び方がカッコイイ。研究室は違うけど博士課程の時期が一部被っていることもあり、私にとっては憧れの先輩です!

NEC_0359.JPG ぎっしりディスカッション

自分の中で譲れない線は明確に持ちつつも、ホスト側の意向に教育目的は合わせます。今回は秋山先生と相談の末、事例そのものの理解に加えて、critical thinking の大切さを学生さんたちに伝えてみました。当たり前だけど、critical thinking と criticize は違う。でもこれがごっちゃになってる人ってけっこう多いし、おそらくごっちゃにしている自覚もあんまりない。特に「社会にいいこと」系の話って criticize 出来ないからか、critical thinking をしてない人が多いなーと思います(私も含め)ので、何か気付くきっかけになればいいなあと。

おそらく自分の中での理想は、2年前にDuke大のMBA(Fuqua)で見学した授業なんだと思います。このへんとか、このへんに感想を書いてますが、この手のディスカッションを手加減なくできる人に出会いたいとずっと思ってる気がします。critical thinking 抜きの批判や称賛は、あまり発展性がない。でも本当に辛い時に踏ん張れるか否かは、気合と根性だとも思っています(そして私は気合と根性だけは自信があったりする)。

自分が大切にしている価値観って、バランスと多様性なんだろうなと思う今日この頃。なお、世の中には「自分の経験したことしか分からない人」と、「自分で経験してなくても分かる人」がいますね。そしてマネジメント問題の多くは、自分の経験をベースにして、自分とは違う経験と価値観の人を動かしていくことの難しさに集約されるのではないでしょうか。

ちなみに今回、私にとって意外だった発言としては、フローレンスさんの特徴の一つである「利用者の自宅での保育」は抵抗がある、というもの。他人を自宅に入れるのが嫌というのがその理由だそうで、レスキュー隊員宅で自分の子どもを見てもらうのはOKらしい。へぇー。

NEC_0364.JPG 藤沢では一足早い紅葉が。


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2009年10月03日

地域起業家養成研修・スクーリング

地域起業家養成研修のスクーリングがありました。

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今回のテーマは「経営パートナー」で、いいパートナーのいる起業家のケースを使って議論します。これまでにTV会議システム越しに6時間もの時間をディスカッションに費やしているので、リアルに会うのは初めてとはいえ既知の間柄。ものすごーくスムーズにコミュニケーションが進みました。スクーリング終了後も、懇親会、2次会と、遅い時間まで飲み会は続きます。

ところで、人というものは「パートナーに求めるもの」を問われると、つい、たくさん条件を挙げてしまう傾向がありますね。例にもれず私も、自分に足りないものが多い分あれも欲しいこれも欲しいとなってしまう。だけど自分を顧みると、はたして自分はそれに値するのだろうか。自分はパートナーに何を与えられるのか、そんな優秀な人を引き付けるだけの魅力を備えているのだろうか。それに、逆の立場を考えてみると、パートナーに多くを求められたら、自分は辛くないだろうか。応えられないことを負担に感じてしまわないだろうか。

経営パートナーと人生のパートナーは、通じるものも多い。奇しくも今月結婚9周年を迎えた我が夫婦なんですが、ツマとしては「もうちょっとがんばりましょう」レベルの私が何とか続けられてきたのは、ひとえにオットが私に多くを求めないからだと思う。そうすると不思議なもので、こちらもオットに対する感謝の気持ちがわいてくる。いつも手抜き家事を許してくれてありがとうねー、その分余裕があるときは喜んでもらえるように頑張るね!という気持ちを持ち続けさせてくれるわがオットは、客観的な条件はともかく、私にとっては十分すぎるパートナーです。
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2009年10月02日

新作ケース「フローレンス」販売開始です。

新作ケース「特定非営利活動(NPO)法人フローレンス」が、慶應ビジネススクールの公式サイトで販売開始になりました。

特定非営利活動(NPO)法人フローレンス」@Bookpark

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【あらすじ】
特定非営利活動(NPO)法人フローレンスは、東京都内で病児保育事業を 展開するソーシャル・ベンチャーである。元ITベンチャー社長である 代表の駒崎弘樹氏は、子育てと仕事が両立できる社会の実現のために、 病児保育サービスの欠落という社会的課題を事業によって解決している。 様々なステークホルダーを巻き込みながら、社会性と収益性を追求する フローレンスのマネジメントを考える。

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第5回マネジメント研究会で使用したときから、かなりの改良を加えていますので、どの辺が変わったかを見ながらお読みになるのも一興かと思います。ご協力くださったフローレンスS引さん、執筆を手伝ってくださったT原さん、フィードバックにご協力くださった研究会のみなさま、ありがとうございました。

posted by Kokubo at 10:24| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育と研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月28日

NPOの将来を担うマネージャーさんたちにケースやりました

過去日の日記になりますが、18日にチャレンジコミュニティプロジェクトで、「ソーシャルカンパニー・マネジメント講座」として1コマ教えてきました。

参加者は石川、秋田、岐阜、愛知、愛媛、新潟、宮城、静岡、北海道、山形とほんとうに日本全国からの参加者がいらっしゃいました。秋田だけはまだ行ったことないな〜。行ってみたいな。KBSの地域起業家養成研修を知っていたり、見学したことがあったりという方が多くて、嬉しかったです。

今回のみなさんの参加理由で一番多かったのは、個人活動だったNPOが成長してマネジメントが必要になってきたから、というもの。しかもトップではなくミドルが多い。私が提供出来るコンテンツ、および提供したいターゲットの、どストライクです。しかし皆さんの多くは新卒でこの業界に入っているそうで、若いうちから自立的に動いててすごいなあ。これくらい若くて柔軟なうちにNPO業界に入って、体当たりで覚えていくというのも十分アリだなあと思えました。(ただし、時々は今回のようなOff-JTの機会を作る必要はあろうかと思います)

多くのNPOは学生インターンを事業の核にしているとのことですが、ふつうに考えると学生でしかもボランティアのマネジメントって、めちゃくちゃ難しい。助成金を財源とする奉仕活動や単発イベントならともかく(この場合は学生を受益者にできるから)、それをリソースとして事業化するというのはほとんど不可能に見えます。しかし一方で、難しいのが分かっているからこそ、それが出来ているのはすごいと思いますし、なぜ出来るのかに興味をひかれます。

そんなチャレンジングな環境にいる皆さんに、「Bija」使ってケースセッションをやりました。このケースは飲食業というイメージしやすい業態で、かつ地域(浜松)なので、ディスカッションは大もりあがり。最後には、皆さんにこの日の学びを踏まえて自社の課題と対策を考えるというワークをしてもらいましたので、そこから一部を抜粋して載せてみます。

「見直し振り返りの機会が少なかったので、外部の意見を聞くように仕組みづくりをしていけたらと思います。厳しいことを言う社長への営業を強化したい。」
「今日気付いたのは組織が仲良しクラブだったことです。新入社員が入ったときに違和感があって、これまでマネジメントしなくても進んでいたので、組織がどういう組織なのか組み立てる必要がある。」
「なぜ自分が始めようと思ったのか立ち返って、その手段をリストアップして、その手法を改めて考え直してもいいのかと感じました。」
「今日講座を受けて、きちんとわかった上で目標数値を明確にすることで、フラットな組織や個人も育つマネジメントができるのではないかという希望感が出ました。」
「今日解決したかったのは組織の中の学生のスタンスで、それは最後のレクチャーで解決しました。そこからインターン自体が経営の問題だとわかりました。インターンは手段でしかない。でも私はインターンが手段として正解というスタンスで考えていたので、もう一回代表と一緒に要素と一緒にこだわること・こだわらないことを考えなおしたい。」
「ここで仕事をしていると、自分たちの言語で語るようになってしまう。頭で思っていることが説明できてないと改めて気付いた。」
「自社の新入社員を考えて社員の育成計画やキャリアビジョンを考えるのが大事だなとおもいました。」


などなど、嬉しいですねー。
こういう方々がマネジメント層として育っていってくれれば、日本のNPOも頑強になってゆくのだろう、と思います。組織の強度は、マネージャーの質で決まりますから。期待してます〜。

お世話になりましたETIC.のK勢さん、Y内さん、H川さん、S鳥さん、どうもありがとうございました。

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みっしりディスカッションの跡。

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2009年09月11日

金沢訪問

ここ数週間は論文やケースを抱えていてかなりぎうぎうなんですけど、その合間を縫って金沢でお仕事してまいりました。すでに十分きついんだけど、でもせっかくの地方出張なので、移動時間中に書き物を頑張って捻出した時間を使って、現地を見てきました。

今回ぜひ行きたかったところその@、近江町市場
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輪島の朝市に屋根がついたくらいのものをイメージしてたんですが、去年くらいに改装したらしく、大きくて近代的!「昔の建物のほうが趣が合って良かったんだけどね〜」と地元の方は仰いますが、でも賑やかでこれも悪くないですよ。野菜(加賀野菜)も地魚も、見たことのないものがたくさんあります。色とりどりでとっても綺麗です。買って帰れないのが残念・・・。

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金沢だもん、お寿司は行くよね〜!お腹すいてたので、サンマやトロや焙りカツオ、甘エビ味噌汁など大量に食べたけど、回転寿司なので2千円台とお財布にも優しい(仕事前につきアルコールは無し)。金沢は寿司のデフォルト・クオリティが高いので、美味しいお寿司屋さんを教えてもらおうとすると「なんでわざわざそんな高いところ行くの?回転で十分だよ」と必ず言われます。うらやましい環境だなー。三十路女子一人回転寿司の図、というのは少し微妙な気もしますが、まあいいや。あと、余談ですが、回転寿司のお皿にICタグが埋め込まれており、読み取り端末でかざすと瞬時にお会計金額が分かるようになってました。(これ常識ですか?)

ぜひ行きたかったところそのA、金沢21世紀美術館
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地元の人に以前とってもお勧めされたので、次に金沢を訪問したときには行こうと思ってました。展示というより建物を見に行ったのですが、すごく素敵に街に馴染んでます。建築コンセプトが『まちに開かれた公園のような美術館』なんだそうで、丸い建物で全方位から入館ができたり、ガラスやアクリルが多用されて透明感のあるつくりが「開かれた」感に繋がっています。そしてここのすごいところは、特別展以外は入場無料。だから市民の憩いの場になってるんですね。そして館内のカフェはいつも混んでいて、週末は結婚式や2次会も行われているそうです。私は有償/無償戦略は必ず分析する癖がありますが、これはご英断ですねえ。先に人の流れを作っておいて、入館料以外のところで稼ぐ仕組みを仕込んでおく。短期的な収支はそれなりに大変だろうけど、金沢市全体としての経済効果やイメージ戦略をトータルかつ長期的に見て、「市立」美術館としては正しい戦略だ。実際、入館料を取っているすぐ近くの石川県立美術館とは人の入りが全然違うらしいですよ。

館内に突如プールがあったので、なんじゃこれーと思ってたんですが、この発想は面白い!
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21世紀美術館の中はこんな感じ。アクリルのオブジェがあったり、中庭にひょうたんが生えていたり、透明のエレベーターがあったり、素敵です。
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夜は金沢の二世経営者さん相手にケースやってまいりました。毎度毎度楽しい方が多いです。そして驚くのは、帰りの小松空港でお土産を物色していると、受講生さんの会社がずらりと・・・。今回はその中からクルミ菓子と生姜煎餅を買って帰りました♪


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2009年09月05日

SIJソーシャル・アントレプレナー・ギャザリング終了

SIJソーシャル・アントレプレナー・ギャザリングが終了しました。
この週はNPO法人ISLとシュワブ財団共催のSocial Entrepreneur Of the Year日本プログラム表彰式典に参加してみたり、ソーシャルな活動が多いです。

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さて、ギャザリングでは私は分科会9の「ソーシャルビジネス実践者向けスクール」を担当させていただきました。以下案内文。

アントレプレナーまたはイントラプレナーとしてソーシャルビジネスを始められた方々、またはこれからソーシャルビジネスに取り組む準備を進めている方々を対象に、実際の事例を題材にしたケース・ディスカッションを通じて、事業の立ち上げや継続に必要な経営の総合的視点と気づきをもたらす実践型スクールです。

ケースは「NPO法人フローレンス」を使いまして、確固としたミッションを持ったNPOベンチャーが事業化するときのポイントを議論しました。なお「ミッションについて語り合えなかったのが残念」という声もあったようですが、私のフォーカスはミッションの中身ではなく、強いミッションを持つことがマネジメント上どのように影響するのかという点であり、かつ強いミッションや社会的意義とかは大前提、というところから議論を始めているので、それは範囲外です。ごめんなさい。それにミッションそのものについて語りたいのであれば、フローレンスさんの当事者と話したほうがいいと思うから、ケースセッションじゃなくていいよね。

そういう意思を持ったうえで、ビジネスセクターの方が多かったこともあり、ビジネススクールライクにごりごり議論を進めてみました。病児保育だから、ソーシャル・ベンチャーだからというより、これまでボランタリー組織が担っていた活動を事業化するにはどうするか、その視点でフローレンスさんのケースから何を学べるか、という議論です。ちなみに私の印象では、真摯に、かつアントレプレナーシップを持って仕事やビジネスをやっている方ほど、社会性の有無で「ソーシャル・ビジネス」を定義する説明に違和感を感じるようです。ですよね〜。なので、そういう疑問に応えたいなと思いました。

万人受けする話ではないし、ビジネスの素地が無いと100%理解はできなかっただろうなとは思うんですけど(それは今回は仕方ないと考えています)、一方でこれでまでのソーシャル・ベンチャーの議論では物足りなかったビジネスセクターの方には満足していただけたようで、セッション後に「初めてソーシャル・ベンチャーの納得できる説明を聞きました」という感想を伝えに来て下さった方がけっこういました。ありがとうございました!そのコメントはとっても嬉しいです。あとは、「頭の固くなった中間管理職に勧めたい」というコメントも。それ、いい考えだと思います(ファシリテーションが大変だけど)。

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グループ・ディスカッションも活発。

お世話になった他登壇者の皆さま、事務局の皆さま、ありがとうございました!!全然そう見えないみたいなんですけど、実はけっこう緊張してたので、皆さまの存在は心強かったです。



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2009年08月25日

SIJソーシャル・アントレプレナー・ギャザリング

SIJさんのソーシャル・アントレプレナー・ギャザリングで、分科会を1つ持たせていただきますー。ケースはできたてほやほや、「NPO法人フローレンス」。フローレンスを題材に、ソーシャル・ベンチャーの事業化プロセスを考えます。

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  第5回ソーシャル・アントレプレナー・ギャザリング
“社会に変革と感動を!〜ソーシャルビジネスが拓く可能性〜”


 9月4日(金)◆「ソーシャル・ビジネスDAY」
 9月5日(土)◆「ソーシャル・アントレプレナーDAY」
 
会場:アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ内) 
主催:NPO法人ソーシャル・イノベーション・ジャパン(SIJ)

【内容・見どころ】

◆世界で最も注目を集めるソーシャル・アントレプレナー、金融で途上国の貧困に挑む「KIVA」代表Matt Flannery氏が来日!
個人が個人に融資する小口金融オンラインシステムを以て途上国の貧困に挑む、KIVA代表Matt Flannery氏が来日、登壇します。ひとり当たり「25アメリカドル(約2,900円)/一口」という小口金額を集めて途上国の起業家に貸付することで、途上国の人々が貧困から脱却するのを応援する“Person to Person”(個人の力を活かす)マイクロファイナンシング(小口金融)オンラインシステムを世界で始めて実現した若きアントレプレナー。融資者へ「起業家からのフィードバック(感謝の気持ちやビジネスの進捗など)」というソーシャルリターンを提供し、たくさんの融資者の参画を得ているその仕組みを紹介頂き、本取り組みが持つ社会的・経済的インパクトや今後の可能性についてもお話頂きます。

◆ソーシャルマーケティング/プログラム創出の為の徹底議論
社会的インパクトをもたらし、且つ収益をあげるソーシャルマーケティング/プログラムを作るには?取り組む社会的課題の絞り込み、連携相手の分析、消費者へのメッセージの見せ方など、具体的取り組みへ繋げていくための徹底議論を行います。

◆「雇用」「生物多様性」「農業」等、ホットなソーシャル・ビジネス・トピック満載
いま注目されているテーマの動向はどうなっているのか?自らのコーズ/ミッションに照らし効果的な取り組みを進める為に押さえておきたいトピックが満載です。

◆ビジネスチャンスここにあり!人と情報が交流する場が盛り沢山!
1日目・2日目ともに、登壇者・参加者交えての交流の場を設けております。さらに、様々な社会的企業によるブース出展の場を設置し、セクターを超えた人との交流を図ります!

◆各種大幅割引を実施!
昨年までのご要望にお答えし、今年より1日券を販売します。また、「特割」「早割」を実施し、早い段階でのお申込みにつきましては大幅割引させていただきます。さらに、今年度は正会員(新規入会/既入会問わず)の方は参加費を大幅に割引させていただきます!既に入会されている方も、これからの入会を考えている方も、このチャンスをお見逃しなく!

◆ソーシャルビジネスの登竜門である「ソーシャル・ビジネス・アワード」授賞式を同時開催!
フェリシモの「チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト」や、フローレンス駒崎氏やいろどり横石氏等、昨今メディアで注目されている社会的企業を数多く輩出してきた「ソーシャル・ビジネス・アワード」の授賞式を同時開催します。また、今年度より「奨励賞」を新設し、これから羽ばたくソーシャル・アントレプレナーを表彰します。今年はどんな事業がクローズアップされるのか?見逃せません!

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*スケジュールや申込方法、詳細についてはこちらをご覧くださいませ。

私は5日の分科会9を担当しまっす。
しかし、ずっとウォッチしている「モクモクファーム」さんが同枠にあり、そっちを見に行けないのが返す返すも残念ですよ!!!でも他に面白そうな発表がたくさんがあるので、関係者という立場を活用していろいろ見て回るつもり。私を現地で見かけたらお声掛けください。


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2009年08月19日

高知訪問

少々過去日の日記になりますが、7月31日にお仕事で高知へ行きました。

惜しいことによさこい祭りの1週間前(よさこい中だったら航空券が取れなかったと思いますが)。今回のお仕事相手のM町木工品メーカーの方は、よさこい祭りの山車を作っていらっしゃったのですが、見事「地方車奨励賞」を受賞したとのこと。おめでとうございます〜。高知の方のよさこいにかける情熱は素敵!トラックの上に木で装飾が施されている山車も、ものすごい気合いを感じました。
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せっかくなので市内を見学。高知市のアイコン、はりまや橋と路面電車。
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全国初の木造アーケード、はりまや橋商店街はりまや市場。木製アーケードは温かみありますね〜。はりまや市場はいわゆる直売所なんですが、珍しいのはお魚があること!購入するとお兄さんがそこでさばいてくれます。面白い〜。直売所やアンテナショップではワンストップショッピングができないし、生鮮がないために晩ごはんの買い物ができないので、どうしてもイベント的使い方になっちゃうんだよねーと常々思っていましたが、新鮮なお魚があるなら話は別。店頭で売っているから雰囲気も良くなる。これはいいなー。近所にあったら日常使いするのになー。(でも現地の方いわく、鮮魚がある直売所は珍しくはないらしい)
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また高知はまんが家を多く輩出しているらしく、まんがで町おこしということでまんが甲子園というイベントも開催されていました。個人的に高知出身まんが家というと西原理恵子なのですが、西原の「この世でいちばん大事なカネの話」(理論社)と「ぼくんち」(小学館)は、ソーシャル・ビジネス研究者および進路に迷う若い人にぜひ読んでいただきたい。
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ひろめ市場。案内して下さった方の説明によると「昼間っからお酒を飲んでいる人のいる、ある意味とても高知らしいところ」だそうです(笑)!ここには地酒のショット売りをしているお店がありましたー。
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お勧めということで、カツオの塩タタキ・サバ刺身・ウツボタタキをいただく。さすがに魚は激旨ですね。新鮮なサバはコリコリするものだと初めて知りました。でも現地の方いわく「高知人は素材の良さに満足してしまうので、加工が下手で利益はよそに持っていかれてしまう」んだそう。へえ〜。
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それにしても、高知には美人さんが多いですね。そして女性の土佐弁はすっごくかわいい。広末系の女性がけっこう居るんですが、そんな人が「やっちゅうよ」「そうじゃき」とか言ってると、もう惚れそうです。わたくしの大好きな、機転がきいて気配りができ、気性と酒が強い美人さんが高知にはたんまり居て幸せだったんですが、眼の前でえんえんと日本酒を「返杯」しあう土佐美人を目の当たりにしまして。


自分の手に負える相手ではないな、と思いました。
(でも好き♪) 


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2009年07月18日

仲間と笑顔

この日はKBSで担当している「地域起業家養成研修」の第3クール、最終日のスクーリング。これで全てのカリキュラムが修了、また新たな卒業生が誕生しました。

P1040538.JPG 最後の授業

今回の受講生さんには既にご自分で事業をやっていらっしゃる方が多く、そんな年齢も経験も豊富な実務家集団に対して、どうやったら自分が価値を提供できるのかは相当考えました。実務家教育とは何か、経営者教育とは何か、をみっしり考える機会になったので、私にとっても得るものの多いクールで、終わってしまうのが残念です。

それにしても皆さん、打ち上げでは本当にいい笑顔をしてます!
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社会人大学院のいいところの1つは、利害関係のないところで仲間が出来ることだと思います。いったん社会に出てしまうといろんな立場を背負ってしまいますし、ましてや経営者さんは、社員や出資者に対して弱音を見せるわけにはいかないから、孤独なお仕事だなあと常々思っています。でも、こういう仲間が全国にいることを時々思い出せることができたら、励みになるのではないかな〜と。そしてそういう場の空気づくりが、自分の仕事なんだろうなあと思ったりします。今回の受講生の中では、この仲間たちに助けてもらいながら事業計画書を書き、個人投資家から1千万円の出資を取り付けた方がいました。すごいなー!打ち上げの席でそれを皆に報告し、そして全員で一緒に喜び合えるような関係が出来ていることが、心から嬉しいです。


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2009年05月28日

保育園ツアー。

私が現在籍を置いている慶応ビジネススクールの建物「協生館」は、KBS、システムデザイン・マネジメント研究科、メディアデザイン研究科という3つの大学院が入っているだけでなく、低層階が商業施設になっています。スポーツクラブやコンビニ、コーヒーショップ、フレンチレストランといったラインナップなんですけど、この4月には民営の保育園(横浜市認可&一時保育施設)が出来ましたよ!

ベネッセ チャイルドケアセンター 日吉

前々から興味津津だったものの、施設が施設なだけにふらりと見学にいくのも憚られていたんですが、このたび見学の機会をいただけました!広い〜(庭を含めて300平米だとか)。きれい〜。

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窓の向こうに見える緑は、慶応大学のグラウンドです。春は桜がきれい。右下の写真にちらりと「しまじろう」のタオルが写っていますが、しまじろうに代表されるベネッセの幼児教育はしていないんだそうです(ベネッセ社内のセクショナリズムが原因らしい。笑)。でも父兄からの要望はあるそうですよ。

しかし、なんと言いますか、普段ビジネスビジネスした環境にいると、こういう普通の日常というか、子供のいる風景には和みますね。右脳が解放される感じがあります。こんなところでブレストミーティングなどしてみたい。

この保育園は慶應と直接関係は無いのですが、園長さん曰く慶応日吉キャンパスは「門のない」地域に開かれたリベラルな大学だということで、キャンパスやグランド周りの遊歩道を散歩コースとして利用してるんだそうです。確かに大学は緑は多いし比較的安全だしで、子供のお散歩にはうってつけ。学生にとっては情操教育にもなるし、社会人大学生なら一緒に通学して保育園預けて親は勉強、ってこともできる。まさに地域と大学の「協生」ですねぇ。

しかしこの保育園(横浜市認可園)、定員60名のところに400名以上の応募があったそうですよ!恐るべし横浜市の保育事情。これだけニーズがあるのに供給がないっていうのは、市場原理としては不思議ですよねえ。おそらく行政の制度が中途半端な障壁を作っているんだろうけど、それをクリアさえできればブルーオーシャン市場なんじゃないのかな〜。
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2009年05月26日

九州ソーシャルビジネス・フォーラム終了

九州ソーシャルビジネス・フォーラムで、「ソーシャルビジネスのための実践型経営講座」をやってきました。

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今回は、フォーラムの中で並行して複数の講座が開かれている中の、一講座×2スロットを担当させていただく形です。ケースだからという理由で、事前申込み制・定員あり・予習必須・資料代別途という、やたら注文の多い当講座、本当にお客さん来るのかな〜とどきどきしてましたが(企画側のみなさんは私以上にドキドキしていたことでしょう・・・)、嬉しいことに33名(2回分、フォーラム全体参加者の約1/3弱)という人数のみなさんにご参加いただきました!

今回は、参加者をむやみに増やすよりは、参加して下さった方が価値を十分に感じてお帰りいただくことに重点を置きました。参加者の方のバックグラウンドや、何を求めてこの場にいるのかを最初に伺いましたが、こちらが選んだわけでもないのに第1セッションと第2セッションで参加者の傾向がはっきりと違ったので、それに合わせてディスカッションの方向性や最後のラップアップの説明を変えました。第1セッションは現場の人や学生が多かったのでソーシャル・ビジネスの実施上の課題を気づける実戦的なディスカッションを、第2セッションは視野を広めたいという企業の人が多かったので、多くの気づきが得られるよう多様性のあるディスカッションを心がけました。

これ、一見言ってることが全く違うように聞こえるかもしれませんが、私的には伝えたいことの本質は同じで入り口が違うだけ。バックグラウンドが違うと理解しやすいアプローチが異なるので、それに配慮しているだけなんです。私が学部生のときに授業が面白くなかった最大の理由は、その知識が自分の日常につながっている実感が持てなかったからなので、参加者の日常につなげる形で言いたいことを伝えるように常に意識しています。お時間を割いて下さった皆様の参考に、少しでもなっていましたら幸いです。そして各所でお力添えいただきました関係者の皆様、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

しかし、九州はアツい!!ケース慣れしていない人や地方都市でやるときは、あんまり講師が圧倒しすぎないようにツッコミを手加減するのですが、今回は不要でした。これは九州という土地柄なのか、フォーラムの性格ゆえなのかは分かりませんが、私も思いきり戦わせていただいた感じがあり(切られた時は痛くないけど後からじわじわ効いてくるカマイタチ系、とはSさんの弁)、とっても楽しかったです。お仕事を通じて地域の活性化に貢献できるのはとっても嬉しいことですし、いつかは故郷でもやりたいなあー。

R0011823.JPG R0011824.JPG (Iさん写真ありがとー。)

さて、北九州は何度か訪問しているけれど、意外にも福岡は初めての私。たとえ一時間でも味わってから帰らねば!と思って向かったのは長浜。魚市場の横の道路にずらっと屋台が連なっている、という風景を見たかったのです。おーーありましたよ、本当に連なってるよー。ラーメンだけじゃなく、焼き鳥やおでんや天ぷらやら。天ぷらが屋台にあるってだけでも私には新鮮だけど、さらにネタケースがあって魚が並んでいるっているのもとても斬新。店のポジションは固定されているようで、屋台とはいえけっこう本格的な厨房施設を備えてます。なお地元の人によると「屋台というのは梯子するもの」だそうで、1軒目で焼き鳥、2軒目で天ぷら、3軒目でラーメン・・・という使い方をするんだそうです。面白いな〜。こういう地域の文化を見るのって大好きです。

大好きなイワシ明太子で芋焼酎飲んで、長浜ラーメン食べて。短時間だけど福岡を堪能しました!楽しかった。また行きたいなー。
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2009年05月15日

ベンチャー支援機関のインセンティブ

最近、お仕事でベンチャー支援機関の人とお話しすることが多いです。(あ、ソーシャルベンチャーじゃなくて、通常のビジネスベンチャー向け支援機関ですね。)

こちらが営業提案に行くという関係で、相手はインキュベーションセンターさんだったり、ベンチャーキャピタルさんだったり、地方銀行さんだったりなんですけど、ちょっとびっくりだったのは先日お会いしたある東北県の外郭団体であるインキュベーションセンターでの話。インキュベーションセンターの所長であるにも関わらず、ベンチャーを支援する気があるとは思えない言動に触れたりして、その発想じゃ起業家は生まれないと思うんですけど・・・。他所では志が高いインキュベーションマネジャーに何人もお会いしているので、このギャップが不思議でした。

ナゼナゼ質問でその理由を探っていくと、明らかになったのは、その所長さんのインセンティブシステム。そのセンターは県にとっては完全にコストセンターで、毎年「この予算内でやりなさいね」というしくみになっているため、期中では如何に価値あるプログラムを提案されても対応が出来ない(コレ、民間でばかり仕事してると分かんない感覚だ)。所長はインキュベーションセンターの入居率で評価されるため、新規入居者の獲得にばかり意識が行きやすく、既存の入居者の満足度や入居者の成長や成功への支援が後手になる(むしろ入居者が成功してセンターを卒業されたら困るのかも)。元県の職員だから、アウトカムがイメージできない新しいものには慎重になる(公務員の皆が皆リスクテテイカーでも問題です)。

うーむ。その人の性格によるところも大きいんだろうけど、このインセンティブシステムならばこうなるのは致し方ないのもまた事実。改革するなら、そこから手をつけないとダメなのでしょうね。



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2009年05月09日

地域起業家養成研修・スクーリング実況中継

本日は、地域起業家養成研修・第3クールのスクーリングです。

遠隔会議システム越しに何度かお会いしている皆様と、はじめてFace to Faceでお話ししました!

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ただいま青森、金沢、丹波、北九州、五島の方々と、研修後の懇親会中です。クラスの中とはまた違う、濃い時間が流れております〜。
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2009年05月08日

九州ソーシャルビジネス・フォーラムでケースやります

ソーシャル・イノベーション・ジャパン(SIJ)さん繋がりで、5月23日(土)に福岡で開催される第2回九州ソーシャルビジネス・フォーラムにて「ソーシャルビジネスのための実践型経営講座」を担当させていただきます。

ケースはまたもや「株式会社いろどり」。浜松のオーガニックレストラン「Bija」など他のネタもあるのですが、今回初めて地方都市でのケース・セッション開催ということで、地方ビジネスで王道のケースを選択しました。でも、毎回参加者のニーズに合わせて微調整しているので、同じものにはならないんですけどね。

予習が参加条件になっているなど、なかなかに「注文の多い講習会」なのですが、コミットしていただいた方には必ず倍にしてお返しいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

福岡といえば、KBSの地域起業家養成研修のサテライト会場の1つである北九州も近いし、午前の部のコーディネーターである飯塚さんや午後のSB実践者プレゼン2の鳳雛塾・横尾さんは当研修の事務局さんだったし、最近小倉織にはまっているし、私的にご縁の多い土地なので楽しみです。

なお、次回のケースによるソーシャルベンチャーCOO向けマネジメント研究会は5月31日(日)です。東京の方は、こちらもよろしければどうぞ。近日中にエントリー用ページをアップします。


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 社会は誰のものか!?
 【第2回 九州ソーシャルビジネス・(参加者社会貢献型)フォーラム】  

    九州地方発!”九州の志士、仕掛け人の成功者が語る、
    社会的起業家””社会的企業”を知る・学ぶ・出会う・体感する。
 
 〜チェンジ!感動する人・共感ビジネスで九州から『よのなか』を変える!〜

        http://www.sinkweb.net/

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○日程・日時:2009年5月23日(土) 9:45〜19:00(開場9:15)

○開催場所:福岡ビジネス創造センター
福岡市東区香椎照葉3−2−1 シーマークビル1F&2F
ふくおかアイランドシティー

○募集人員:100名(事前申し込みが必要です。)

○参加対象者
・社会的起業家・これからソーシャルビジネスを始めようとしてる人
・社会を変えたい想いを持った方・考動してる人
・未来の九州を担う学生(高校生・大学生)若い元気な大人
・社会的・地域的課題を解決したい人
・社会的企業・企業の社会貢献活動・CSR担当者
・組織の枠を超えて協働を実践してる人、模索してる人
・自治体、金融、投資、ファンド等資金流動関係者
・テーマに興味関心のある一般人

○プログラム
会場へ向かう(お気をつけてお越し下さい)・会場準備
9:15〜 会場開場・受け付け開始
9:45〜 開会
9:45〜12:00 オープニングフォーラム
       【20代の九州志士!夢語る!就活以外の生きざま大公開!】
12:00〜12:45 昼食・午後準備
12:45〜13:30 セレモニー
       【ご挨拶・特別講演】
13:30〜17:30 メインフォーラム・自己紹介
       【SB実践者プレゼン】(A)(B)【実践型経営講座】(1)(2)
17:30〜19:00 歓談・交流会(会場片付け)
19:00〜  閉会
*********************************

続きは追記にて。なおオリジナルの告知はこちらです。

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2009年04月02日

大学生の移住に関する意識調査

先日は、不思議なご縁で、国土交通省の「島づくり地方再生勉強会」にて少し話をしてきました。県庁所在地のない離島が国土交通省の管轄であること、ゆえに島の地域活性化は国土交通省が担当するということを、私は初めて知りましたよ(これ常識?)。

地域活性化の取り組みに関しての話をしてほしいということだったので、離島ではないけど(陸の孤島には近いけど)上勝町の事例を紹介するとともに、参考情報として学部生さん(18〜22歳)に答えてもらったアンケートの結果を発表してきました。このアンケートは、1月に慶應SFCで「社会的組織の経営(ヒューマンセキュリティ)」という授業の1コマで「株式会社いろどり」のケースディスカッションを担当させていただいたときに回答してもらったものです。たまたまその数日前に横石さんにお会いした折、「若者を上勝町に呼ぶにはどうすればいいか」ということを考えていらっしゃったので、この機会を活かしてまさにその"若者"である18〜22歳の学生さんたちに、「若者を上勝町に呼ぶにはどうすればよいか?」を授業後にレポートとして提出していただいたのです。もちろん横石さんにも渡したのですが、今回上記の勉強会で発表するにあたってちょっと資料としてまとめましたので、こちらに載せておきますー。折角の情報を眠らせておいてももったいないもんね。

まずはざっくり結果をビジュアルで(クリックで拡大)。自由記述回答方式・複数回答です。
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そして追記にて、カテゴリー別に面白かったコメントを。
なおコメントは読みやすさを考えて編集を加えてあります。


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2009年03月28日

NHK「すくすく子育て」をみる

今日は土曜の夜におうちにいられたので、私のソーシャルベンチャーCOO向けマネジメント研究会に初回からずっと来てくださっている、NPO法人マドレボニータの代表吉岡マコさんが出演しているNHK教育「すくすく子育て」をみましたよ!

子供向け番組だから、スタジオには子供がいっぱい。そして番組の進行とかカメラワークとか無視して走り回っていて、超かわいいよ!いいな〜、こういう何でもありな感じ。それにしても、こんな自分の思い通りにならない存在が身近にいたら、けっこう忍耐強くなれそうだ。子育てって、案外いいマネジャー教育になるのでは?

そして待望の、ごきげんエクササイズコーナー。
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おおお。いつもお会いしている方がテレビに映っているのは、不思議な感じ。一方で、こんな有名で多忙な方がわざわざ研究会に来てくださっているのだなあと、改めて感謝の気持ちを抱きました。光栄なことですねー。マコさん、いつもありがとうございます!


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2009年03月27日

山形出張、そして駅弁に予約システムがあることを知る。

お仕事で山形に。怒涛の出張ラッシュ、これでなんとか一段落(のはず)。

今回はプロジェクトの営業。久しぶりの山形〜♪「十四代」飲めるかな〜♪とか考えてたのに、移動の新幹線内で資料(別件)を作り、現地では分刻みスケジュールで3社を訪問し、その隙間をぬって報告書を書く・・・とやってたらさすがに疲れ果て、それどころではありませんでした。好きなことを仕事にしている私なので、身体が根をあげるまで限界を超えていることに気付かなかったりするのですが、久しぶりに気持ち悪くなるくらい疲れました。

でもそんな中でも、楽しもう精神は衰えないわけで。

夕方の山形新幹線で東京に帰る私に、打ち合わせ相手の方が米沢名物「牛肉どまん中」が美味しいよと教えてくださり、しかもこの人気商品を確実に手に入れるためには、積み込まれる米沢駅までに社内販売員に予約をしておけと言う。駅弁に予約システムってあるんですか!?と好奇心を刺激された私。そして新幹線に乗って、そして気をつけて見ていると、販売員さんのアナウンスが「お弁当〜、ビール〜、牛肉弁当の予約〜」になってました。面白いな!私も当然「予約」しますよ。そして米沢駅を過ぎると、お弁当が大量に入った袋を販売員さんがよたよたと運びながら(察するに弁当数に対してワゴン数が足りないのであろう。販売員さん、妙に多かったし。)、座席番号を見つつ予約した客に配ってくれましたー。

VFSH0285.JPG 確かに牛肉が柔らかくて美味しかった!
posted by Kokubo at 23:47| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育と研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月20日

福井でお仕事+一人地酒の会

お仕事で福井へ。いつもお世話になっている、株式会社大津屋さんでのお仕事(研修)です。今回はコマ数が多く、けっこう大変でしたが頑張りましたよー。

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これは「地域企業におけるマーケティング」の研修風景。ケース「Bija」使いました!

MBA時代の友人にも会って、いろいろ話ができて楽しかったです。やはり現場の話は楽しいなあ。この友人(次期社長)の話は、「後継者の育成」という視点でものすごーく学ぶところが多いので、いつかケースにさせてもらおうと思っています。既に了承は頂いているので、あとはいつ時間が割けるかだ。

しかし福井は美味しいものが多いですよ〜。

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(左)大好きな水ガニ。脱皮したてで殻が柔らかく、手で割れます。ズワイよりずっと安くて産地ならではの品。
(中)福井ということでグジ(甘鯛)。ツマモノとして杏の花が添えられています。
(右)サバ寿司。辛子がきいて絶品でした。


最終日は移動日だったのですが、連休で電車が混んでいたために少し時間ができる。とりあえず日本酒を購入しようと思い、駅前の酒屋に寄ってみる。お目当ては福井の地酒・三宅彦右衛門酒造の「早瀬浦」。先の友人といつも行くお店で出会ったのですが、おいしいんですよー。私の中では黒龍に並ぶ名酒です。でも蔵元が小さくて流通量が少ないため、東京ではまずお目にかかれません。なので地元で手に入れようと思ったんですが、「うちにはありません」とのこと・・・。がーーん。でも私がしょんぼりしていたら、そこの店主さんが「10分ほど歩いたところに早瀬浦の特約店があるから行ってみるといい」と、わざわざ電話して営業時間を確認した上に、自ら道案内してくださいました。いいなあ、こういう温かさ(あるいはそんなにもガッカリ感が溢れていたのでしょうか)。

で、行ったのがここ。
黒龍・早瀬浦特約店「田中屋酒店」

これが、た、たのしーー!!!
接客してくださった店主さんが酒好き好き(←意味分かります?)だったようで、客は私一人だというのに大試飲会に。早瀬浦だけでもたくさん種類を置いてあることに感動ものですが、しかも「これは初夏に出る酒だからまだ買えないんですけど、去年のものを試飲用においてあるので味だけでもみてってください」的な試飲も大量にさせてもらう。おかげでたくさん買ってしまった。商売うまいな!

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(左)早瀬浦シリーズと、そのほかの地酒たち。

数日前に友人といつものお店で勧められて飲んだ「浦底」もあった!タンクの底のオリごとビン詰めしたこのお酒、この時期だけの限定酒だとかで、私が訪れた前日にたまたま仕入れることができたそう。え、これ運命?運命だよね??しかしこのネーミングセンスは素敵すぎますね。


(左)一番の戦利品、早瀬浦の純米吟醸&「浦底」
(右)黒龍のお燗専用酒「九頭龍」ベルベットラベル。

学部生時代はバックパッカーだった私は、一人で街をふらふらするのが大好きなのですが、一人だからこそこういうお店や酒や人との出会いがあったりするので、楽しいなーと思います。


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私の蟹三昧出張に蟹LOVERのオットが拗ねたので、翌日はお詫び手料理でした。
posted by Kokubo at 23:47| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育と研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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