2007年04月02日

妹の結婚式

この週末は、妹の結婚式に出るため長野県松本市に行ってきました。

東京出身のダンナさまと三重出身の妹なので、どうせどちらかの両親が移動しなくてはいけないなら、温泉旅行ごとプレゼントしようという発想は私のときと一緒ですね。松本はワンダーフォーゲルとスキーをやっていた妹には何かと縁のある土地で、そこの老舗旅館に泊まり市内のフランス料理店で親兄弟のみの食事会をしました。

妹は私以上にしっかり者だけれど、そんな彼女だからこそ甘えさせてくれるパートナーが必要だろうとずっと考えていたので、彼女の結婚はとってもとっても嬉しいです。彼女のダンナさまは大変責任感が強く、いつもにこにこしながら、妹すきすきオーラを全身で出している方。ほんといい人見つけたねって思います。気の強い妹はずいぶん尻に敷いているようですが(やっぱり)、それをダンナさまが嬉しそうに話してるので、つくづくパートナーというのは相性だなと思います。相手を思い遣る気持ちさえあれば、後は何とでもなるでしょう。どうぞ末永くお幸せに。

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しかし、妹は新婦なのに、着物着てるのに、フレンチのコースを完食してたぞ。新婦って普通は食べないんじゃないの〜?って言ったら「お姉ちゃんも自分の結婚式ですっごい食べてたじゃん」。はい、そうでした。
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2007年01月20日

なぜ、ソーシャル・ベンチャーを研究しているのか。

学生時代にNPOでボランティアをしてました。そのときボランティアのマネジメントの難しさを実感。無償で情熱をもってものごとを進められるのは素晴らしいけど、情熱ってあんまり持続性がない。イベントのような単発で派手なものはいいのだけど、延々と続く必要だけれど地味な作業からボランティアは離れていきました。そのときから、継続的な活動に関しては、ボランティアよりバイト代を払ってやってもらったほうがいいと考えるようになりました。とはいえ基本的にNPOはお金がない。そうすると運営は苦しいわ、バイトでいっぱいいっぱいだわ、お金がないと心もすさむわで、だんだん精神的に追いつめられる。頭を下げて他人の善意を受け続けるのも、ちと疲れる。

で、そういう非合理性や他律的なところがちょっとイヤになり、自分の実力で稼いだほうが楽だなあと考えました。

なので、大学を卒業後は迷わず営利企業(外資系ソフトウェアベンダー)に就職しました。外国人が多く社内公用語は英語というユニークさに惹かれましたが、日本法人は立ち上がったばかりでもカオス状態。人が足らず入社直後に現場に放り込まれてたいへん苦労しましたが、個性的で優秀で適当な人が多い会社はすごくすごく面白かった。周りにいっぱい叱られたし、勉強は大変だったけど、自分の腕で稼ぐというのは楽しく充実してました。

そうこうするうちに時代はITバブルに突入。売上は急増し、社員持ち株制度のある我が社は皆が浮かれていました。しかし盛者必衰、バブルははじけ、一時は60ドルを超えた我が社の株価は落ちまくって1ドルを切るまでに。特に米国本社は、ITバブルの代名詞のように扱われました(このあたりは、MITスローンスクールのクスマノ教授が「ソフトウエア企業の競争戦略」でケースとして分析しています)。そして会社が傾き始めると、我先にと逃げ出す社員。オイオイ、会社の電話でヘッドハンターと打合せするなよなー。

そういうのを見ていると、資本主義の限界を感じたというと大げさだけど、お金でできることって知れてるんだなあと感じてしまいました。自分が社長だったら、こういうときこそ支えてくれる社員や組織であって欲しい。でもそれは決して高い給料で実現できるものではないんだなと。

これらの経験を踏まえて、中庸はないのか?と思っているときに「ソーシャル・ベンチャー」という概念に出会う。

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2007年01月15日

MBA嫌いだった私が、MBAを取り、さらに博士課程にまで進んでしまった理由。

昔、新卒で就職した会社にはMBAホルダーがごろごろといました。彼らはMBA用語を共通言語とし、出身校同士であっというまにうち解け、フットボールネタで盛り上がり、すぐに理論と数字を持ち出して説明しようとしました。しかし下っ端としてトラブルプロジェクトに放り込まれていた私にとっては、目の前でお客さんが怒っているのに理屈ばかりごねてくるやつらは鬱陶しい以外の何者でもなかった。理論はいいからとりあえず謝ってこいよ、現場で身体を動かしてなんぼだろう、と何度思ったことか。そういう経験があるので、ロジックやセオリーやフレームワークやらを振りかざすMBAくんや、頭でっかち研究者くんには拒否反応が出る、というのはよく分かる。特に現場に居る人ほどそういう気持ちは強いでしょうね。

そんな私がなぜMBAをとり、しかも博士課程にいるのか。

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2006年12月31日

2006年総括

もうすぐ2006年が終わってしまうので、その前に慌ただしく本年の総括をしようかなと。ぐずぐずしてると「年の初めはさだまさし」が始まってしまう〜。

今年は、とても悲しいことと、とても嬉しいことがありました。悲しいことは家族のプライバシーに関わるので詳細は伏せさせていただきますが、嬉しいことのほうは総合試験に通ったことです。

博士課程に進学すると決めたときから、最大のマイルストーンであった総合試験(ちなみにゴールが博士論文)に通ったこと、そのために集中して勉強したことは、私に自信をくれました。博士課程での勉強って、あるときふっと「抜ける」んですよね。個々の理論の水滴が、ある日突然体系立った流れになる瞬間があり、その流れを得られているかどうかが試験では試されます。理論の詳細を知ってるかどうかは問題でなく、その理論で何を説明したかったのかを理解していることが重要なのです。その流れを得られたというのは、大きな自信です。

大きいのはその2つで、あとは細かいHappyとUnhappyがぱらぱらと。

そしてこれらの出来事を通じて学んだこと;
パートナーがいると、悲しみ半分・喜び二倍というのは本当なんだな〜。

所詮他人の本当の悲しみなんて理解できないし、他人の幸運を妬みゼロで喜べる人なんて居るのか?と考えていたので、ちょっとびっくり。でも本当に悲しみは軽減され、喜びは倍増でした。

そんなパートナーに7年前に出会えたことに、心から感謝。甘い言葉はかけてくれないし、社交?何それ美味しい?みたいなキャラだし、自分にも他人にも厳しい人だけど、いつも私のプロセスとその理由を信頼して見守ってくれている彼の存在がなければ、私は今ここにいなかったでしょうね。常に言動に一本筋が通り、建前がなく、努力を怠らず、空腹の人に魚の釣り方を教えようとする彼は、これまでもこれからも私の目標であり、リスペクトの対象です。

私にとって大晦日というのは、今年も一年間この人と過ごせて良かったなあと確認する1日です。この人となら来年も楽しいだろうなあ、という期待と共に。


みなさま、良いお年をお迎え下さい。


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2006年12月29日

旧友の姿に学ぶ

取材で福井に行く。

取材そのものは半日だったのですが、現場を見る時間を取るために前日入り。折角なので福井在住のビジネススクールの同級生に連絡を取り、久しぶりに会うことに。

2年ぶりに会うその福井の友達の顔つきは、学生時代のそれとはずいぶん変わっていました。出会った当時25歳くらいだった彼は、怖い物知らずという印象でした。でも卒業後に地元へ戻った今は、顔つきがかなりシャープになっており、タフな目に遭ってるんだなあというのが一目で分かります。彼はお父様の会社に四代目の跡継ぎとして入社し、社長となるべく経験を積んでいる最中で、当然ですが色んなことがあるのでしょうね。

2年前の彼と比べて何が違うのかを考えるに、自分一人の力の限界を知ったという感じでしょうか。以前は全てが自分の能力で何とか出来ると考えていた感じですが、今は自分が頑張ることと周りの人間が動いてくれることは別物であることを理解した顔をしていました。

人を動かすことの難しさは、私も最近とみに経験しています。でもコレができないと目的が達成できないから、本当に少しづつですが学習している最中です。だから彼のその成長ぶりにはとても敬意を覚えますし、いい経験をしているのだろうと羨ましく思います。彼のお話を聞いていると、お父様が環境作りに心を砕いている様子。古い経営陣のようなクリティカルな障害は取り除きつつも、経験するべき修羅場は経験させているというか。ありきたりな感想ですが、本当に偉大な方だなあと思いました。そしてそれをきちんと受け止めている彼もリスペクトします。

そして一通り彼の会社や福井の経済界の話を伺ったあとに、彼の奥様が合流しました。すると急に柔らかくなる彼の表情。きっと奥様が彼の原動力になっているんだろうなあ。いいパートナーに出会えて良かったね、と心の底から思う。

そんな同級生の姿に大きな刺激とエネルギーをもらった福井旅行でした。
私も頑張らなくちゃ。

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2006年12月10日

青森からの便り

今年もリンゴの季節になりました。
スーパーの店先に並ぶリンゴを見て、昨年仕事で訪れた青森県の相馬村を思い出しました。

青森県の相馬村(2006年2月に市町村合併により弘前市に再編)は、人口約3,900人、1,110世帯の農村です。同村の農業粗生産額の82.4%は果実(うちほとんどがリンゴ)で、リンゴ生産規模は県下NO.1、農家一戸あたりの生産農業所得も県内でトップクラスです。そんな組合員を抱える相馬村唯一のJA「JA相馬村」は、自己資本率37.5%で、高い配当性向と高い組合員一人当たり出資額(全国平均の3倍以上)を誇っています。現在、多くのJAが単独での経営に耐えられずに合併しているという状況を考えると、このJAがいかに優秀であるかが分かります。

さてそんな現在の繁栄は、一連のリンゴ産業の立て直しが契機になっています。台風による被害で一度は危機に陥った相馬村ですが、JAや住民が一丸となった再興が功を奏し、現在ではその成功の秘訣を学ぼうと多くの視察団が訪れるほどです。生食用リンゴの販売もさることながら、生食用としては出荷できないスソリンゴを利用した直売所や加工品の事業も成功しています。生食用以外で利用する方法を確保することで、生食用リンゴの選別を厳しくし高品質の商品としてブランド販売することが可能になりますので、単なるお小遣い稼ぎ以上の効果が見込めるのですよね。

そんな相馬村のキモとなっている加工事業(主にリンゴジュース)をいちから立ち上げたSさんに取材しました。新しいことを始める際には、いつも苦労が伴います。ましてや古いしきたりが強く残る地域で、女性で、というのは大変なことだったろうと思います。今では村の看板事業となっている加工事業ですが、試行錯誤を繰り返しながら進化してきたのだということを伺いました。

その後数人にインタビューを行い、ケースとして仕立て上げました。
(なおそのケースは、JA内部で経営教育用の資料として使われています。)

ちょうど相馬村を訪れたのがリンゴの収穫時期だったため、直売所には色とりどりのリンゴが溢れていました。いくつか買って帰ったのですが、採れたて新鮮であったこともあるのでしょう、びっくりするくらい美味しかったです。私は元々そんなにリンゴが好物というわけではなかったのですが、相馬村のリンゴには、リンゴってこんなに美味しかったのかと思わされました。しかも安い。冗談抜きでスーパーのリンゴはもう食べられなくなりました。

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そんなことがあったので、今年は店頭にリンゴが並びだしてもあまりスーパーでは買う気になれませんでした。

そしたら先日、Sさんから宅配便が届きました。
大箱いっぱいのリンゴです!嬉しーーー!!

美味しいリンゴをいただいたことも嬉しいですが、1年前にお会いした私のことを覚えていてくださったんだということが心から嬉しかったです。私が相馬村のリンゴを美味しい美味しいと言っていたことも覚えていてくださったんだなあと。ほんと有難いです。リンゴ好きのオットも大喜びでした。

仕事を通じて素敵な人に出会えて、しかもこうやって交流が続く。自分は幸せな仕事をしているなと、つくづく思います。私は自分が目立つことには全く興味がなく、寧ろどちらかというと人前に立ってレクチャーをすることはキライです。ですが、こういう日本の各地で地道に頑張っている方々に光を当て、ケースを書いて、ディスカッションを通じて学ばさせていただく場を作ることは本当に楽しい。それだけでも楽しいのに、さらにケースの対象となった方に喜んでいただけて、永いお付き合いをさせていただける。研究者として最高に幸せな瞬間です。

そんな想いを込めて書いた礼状と私の地元神奈川の銘菓「鳩サブレー」、Sさんが喜んでくださるといいのだけど。

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2006年11月03日

カメラマンに学ぶプロフェッショナリズム

TVは基本的にハードディスクレコーダーで見るので、タイムリーでなくて申し訳ないですが。

プロフェッショナル 仕事の流儀」10月5日放送は、写真家・上田義彦氏の「心動かす広告 命宿す写真」でした。サントリーの烏龍茶伊右衛門シリーズ、またちょっと前に話題になった資生堂の企業広告「新しい私になって」のCMを手がけているカメラマンです。

私は被写体の感情やカメラマンの意志が垣間見える人物写真がとても好きですが、彼の創る「画」はまさにツボど真ん中でとても好きです。キレイに撮ろうという煩悩ではなく、被写体のいいところを最大限に引きだそうとしているのが見て取れます。

その番組の中で言っていたことですが、彼は企業広告の商業写真を撮るときにすら「売ろう売ろうと思わない」そうです。自分の目指しているものを追い求めれば、結果的に売れるという確信があるからだそう。そして、たくさんの人が見ているプレッシャーの中でも「もう1回」と言えるほど、「自分を信じる」ことが重要なんだと語っていました。

上田氏のカメラマンとしての姿勢は、研究者にも共通するものがあり、それは即ちプロフェッショナルとして一般化したときの共通点なんだと感じます。

研究も「お金になる研究」「やりやすい研究」というのがあるので、それで本数を稼ぐという戦略もある。そしてそんな人から見れば、私のやっていることはほんと間抜けに見えるのだろう。でも、上田氏は自分が面白いと思う研究や必要と思う研究に拘ることの正当化をしており、私としては背中を押されたような気持ちになりました。

彼も、キャリアの初期はファッション雑誌のカメラマンとしてモデルにポーズをつけさせた作り込んだ画づくりをしていたそうなのですが、「自分に嘘をついている」という気持ちが日々強まってゆき、被写体と心から向き合う写真が撮りたいと現在のような演技をさせないスタイルに転向したそうです。私はまだまだその域には達することができず、まずは最初のプロセスである、自分に求められていることをやるという段階でひーひー言っているところですけれどもね。

ちなみに「新しい私になって」の監督は「下妻物語」の中島哲也氏だったんですね。流石〜。

ところで、ハードディスクレコーダーを導入してから、TVをそのまま見ることって無くなったなあ。録画に慣れちゃうと、1分間のCMを受動的に見るという行為に耐えられなくて。でも、このCMのように話題になっているCMはネットで検索して能動的に見る。CMのあり方が問われる時代なのね、と実感します。


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2006年09月01日

地域活性を考える

NPO法人ETIC.(エティック)主催のイベントに、お世話になっている株式会社いろどりのアントレプレナー横石さんが登壇されるので、会いに出かけました。

「チャレンジ・コミュニティ 2006」
〜若者のチャレンジが生み出す誇りと活力ある地域の未来〜



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2006年08月31日

プロフェッショナルとは

あまりテレビを見る習慣のない私ですが、最近お気に入りの番組があります。

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」
http://www.nhk.or.jp/professional/

「今」は「過去」より、もっと熱い。
仕事の流儀には、その人の生き方が現れる。
さまざまな分野の第一線で活躍中の一流のプロの「仕事」を徹底的に掘り下げる新しいドキュメンタリー番組です。

(番組公式HPより)

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2006年08月30日

現在、事例研究レポートを作成中です。
研究レポートって、すごく大まかに言えば、

  1)素材を揃える
  2)構成を考える
  3)文章を書く

の2ステップなのですが、このうち2が一番大変。でもここで手を抜くと面白くないレポートになるし、文章を書いている途中で矛盾してきたり、何が言いたいのか分からない文章になったりします。そういう意味でキモの部分であり、最も面白い部分でもあります。おそらく研究の醍醐味はここに集約されるでしょう。

・・・が。構成を考えるというのはとってもとっても大変。特に私の場合、考えれば考えるほど思考がループしてしまい、どんどんつまんないストーリーになってしまう。「出ない」状態が続くと色んな事にやる気がなくなるし、だんだん自分を信じられなくなるしで、このフェーズがいちばんつらいっす。

そんな状態が1ヶ月ほど続いていたのですが、昨日指導教授と1時間ほどマンツーマンのディスカッションをさせていただいたら、抜けた!!ようやく目処がつきました!!あああ、ディスカッションって、それも自分より知識も経験も深い人とのディスカッションって、何て効果的なんだろう。目の前を覆っていた霧がぱああーーーって晴れた感覚を味わいましたよ〜。

そんなスッキリサッパリ気分での帰り道は心の余裕がありますから、色んな風景を楽しむことができます。昨日は、夕焼けがキレイでした。もう秋なんだなあって感じました。

そんな風景をお裾分け。

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2006年08月12日

映画三昧

夏休みは諸事情でどこにも行けなかっため、ずっとペンディングにしていたDVDを観まくりました。

もともととっても映画が好きで、一人でふらっと映画館に出かけることで気分転換をしてるのですが、たまたま上映中の映画の中で面白そうなものが無かったので、代わりにTSUTAYAに行くことにしました。ハリウッド系は頭を空っぽにしたいときには観ますが、どちらかというとストーリーや映像に浸れるものが好き。特に最近は邦画でいいのがたくさんあって嬉しい。

さて今回は何本か観ましたが、その中で秀逸だったのがこの2つ。

下妻物語 スタンダード・エディション

茄子 アンダルシアの夏


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2006年08月05日

祭りとコミュニティ

法事のために帰省。

そしたら、偶然にも子供の頃から大好きだった地元の祭り(石取祭)と日程が重なったので、少しだけ行ってきました。祭車にのった鉦と太鼓をひたすら打ち鳴らす、とてもとても五月蠅いお祭りなのですが、小さい頃から聞いている私は、このお囃子が聞こえてくると血が騒ぐ。ちなみに私はこの祭りがデフォルトなので、祭りというのは「酔っぱらった青年団が暴れながら太鼓を叩いているもの」だと認識しているため、他所のお祭りは上品すぎて拍子抜け。お祭りというのは、心の底からアホができる絶好の機会なのに、もったいねーとか思ってしまいます。


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2006年07月21日

Jung-Myers-Briggs typological approach

おお、けっこう更新の間が空いてしまった。
いろいろ書きたいことはありますが、ちょっと時間をかけたいので後日あぷします。

先日授業でアントレプレナーの心理的要素というのをやりまして、そのときに出てきたMyers-Briggの心理テストが面白いです!ネット上で無料で出来ますので、是非以下のURLからどうぞ。
http://www.humanmetrics.com/cgi-win/JTypes1.htm

これ、私に関してはけっこう当たってました。
そしてなぜ現在このキャリアを選択してるかとか、コミュニケーション上の困難な点・得意な点が腑に落ちました。理由さえ分かれば、対策はとても容易になります。

こうやってものごとを整理して提示するっていうのが、アカデミックの最大の貢献だと思うんですよね。
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2006年06月27日

祖父の葬儀に想うこと

先週、祖父の葬儀のために一週間ほど実家に帰っていました。

東京に住んでいると忘れやすいのですが、うちの田舎では、葬儀というのは親族や隣近所を巻き込んで、古くからのしきたりに則り、何日もに渡って執り行われる、かなり大きなイベントなのでした。

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2006年06月22日

懐かしい空気

先日、前職関係の飲み会に顔を出してきました。
外資系ということもあって、今は半分以上は転職してしまっていますが、久しぶりに会うとやっぱり当時の雰囲気そのままです。


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2006年06月21日

大反省会

久しぶりに、他人にご迷惑をかけるレベルの大ポカをやりました。
(自分が困るレベルのものは日常茶飯事ですが・・・)


私はビジネスを研究するものとして、ビジネスの現場で挑戦されている方々を何よりも尊敬しています。そして、研究者は所詮研究者であり、現場の経営者さんにとっては良くも悪くも第三者でしかありえない。そんな自分の立場を考えると、現場の方に迷惑をかけるという行為は最も避けるべきものであり、猛省しています。

でも今回の失敗を通じて、自分の中の緩みに気付いたし、改めて謙虚な姿勢を思い出しました。これでも日々気をつけているつもりなんですが、それでも流れてしまうんですね。
ほんとしょぼいな、自分。

私は本当に頭が悪くて、経験からしか学びません。
でもその分、失敗からはたくさん学ばなくてはいけないと思っていますし、学ぶことができるとも思っています。

ご迷惑をおかけした方々、本当にごめんなさい。
そして、学びの機会を下さってありがとうございました。
心から感謝いたします。


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2006年06月13日

木を植える人

ココファーム&ワイナリーの「木を植える人」会員になっている我が家。
いつの間にか満期になっており、「木を植える人」のためのワインが届けられました。

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資金調達の一助が出来ればと思って入会したとはいえ、
やはり目当てはこの特典ワイン。ふっふっふ。
でも、開けてみてびっくり。

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2006年05月30日

ローカル・レストラン

世界最高レベルの食材や料理人を抱えるレストランが集積している東京。
でもこの週末は、そんな東京をスルーして、長野は安曇野のレストランに出かけました。

行き先はこちら。
安曇野・穂高のフレンチ・レストラン「BON VIVANT」さんです。

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(写真はホームページから拝借)

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2006年05月20日

成長ステージと学び

数百本のケースをこなす修士課程を修了してからは、ケースに触れる
機会がめっきり減ったのですが、何だか最近はケースづいてまして、
今日もケース・ディスカッションをやりました。今回は受講者サイドです。

今回やったケースはこれ。
「株式会社ベネッセコーポレーション―フラット化と組織変革―」

実はこれ、マスター時代すなわち3年前にも授業でやったことがあるのですが、
今回再読したところ、当時とは全然違う印象を受けました。

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2006年05月19日

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先日やったソーシャル・ベンチャーのケースメソッド授業について、
参加者の一人だった町田さんがBLOGに書いてくださいました。

「町田洋次の社会起業家・エッセンス」
http://ameblo.jp/yymachida/entry-10012551946.html

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posted by Kokubo at 08:34| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 日常と思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする