アカデミアの世界にどっぷり浸かってきました。
事例研究でソーシャル・アントレプレナーの理論化への第一歩を示したつもりなのですが、「まだまだ理論的には甘い」とこてんぱんにされ(はいそのとおり)、アカデミアの道は険しいなあと改めて感じました。でも批判されないと成長しないし、自分を鍛えるいい機会です。
また土曜の朝一のセッションだったにも関わらず、大勢のオーディエンスが詰めかけてくださったり、有名な先生から「可能性を感じるいい研究だ」等の温かな言葉や具体的なアドバイスをいただたり、懇親会で色んな方に「面白かったです」とお声掛けいただいたりと、大変実りが多かったのも事実。
ところで、学会発表というのは研究者にとって一つのマイルストーンであるわけですが、今回は自分を支えてくれる人があって自分はそこに居るだということを強く感じました。前日に講演の合間時間を使ってまで指導をしてくれた我が師匠O先生、いつも相談相手になってくれる兄弟子Kさん、私の研究に目をとめ、研修のお仕事やDVDを創る機会を下さったOBのTさん、著書や多くの示唆を下さるOBのJさん、いつも快く研究にご協力くださるいろどりの皆さん、遠方から研究発表を見に来てくださる皆さん、厳しく鋭いコメントを下さるオーディエンス、そして朝の5時に私のディスカッションにつき合ってくれるオット等々、多くの人のお陰で私はその日の発表を迎えることができたのだなあと感じ、しみじみ周りの人に感謝をした一日でした。
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