2014年11月30日

【もしベビ】プロジェクト・マネジメントの知識で考える家事の時短テク

仕事とコソダテの両立ライフをはじめて3か月が過ぎました。ゼロ歳児を育てながらフルタイムで働いているというと、両立は大変でしょうとよく言われます。確かに決して楽ではないのですが、思っていたほど大変でもない、というのが今のところの印象です。コソダテ自体は初めての経験なのでそれは大変としても、家事の効率化にわりと成功していて、産前よりも家事に割く時間は減っているのが大きい気がします。これから両立ライフに突入する誰かのお役に立つかもしれないので、少し形式知化しておこうと思います。

まず最初にすべきことは、家事にまつわるもろもろのタスクの可視化です。それには作業分解図(Work-Breakdown-Structure/WBS)を利用します。たとえばこんな感じ。

家事WBS.jpg

次にそれぞれの分割した最少単位の作業(Work Package/WP)ごとに対策を考えていきますが、ポイントはこだわるところと徹底的に合理化を進めるところとを明確に分けることだと思っています。合理化しないと自分が大変になりますが、あまり合理化しすぎても生活が味気なくなりますので、どこに時間と手間をかけてどこにかけないというのを明文化するのは大事ですね。手間をかけないところを決めておくことで、その部分がゴタゴタになっていてもまあいいかと思えるという精神的な効果もあります。

以下、我が家の例で具体的に説明します。

まず「2.1食事」については、私は料理は好きなうえ中食が続くと体調が悪くなるので、今のところお弁当含め3食すべて作っています。ただ私の拘りは「2.1.3料理」だけで、それ以外は可能な限り合理化を進めました。たとえば「2.1.1献立作り」は週に1回まとめて実施します。スーパーではなく自宅で、かつ複数食をまとめて考えるので、料理本の材料別インデックスや検索機能に優れたCookpadをフル活用しています。最近、料理本は後ろからしか読まないですね。考えると言っても、曜日ごとにメインの素材(豚肉・鶏肉・牛肉・魚・ひき肉)を決めてしまっているので、その素材で作れるものを料理本からピックアップするだけです。ある程度の制約があったほうが意思決定は楽なので、この素材を決めてしまうのはかなりおすすめ。冷蔵庫に献立表を貼っているのですが、ついでに自分の仕事の予定も書きこんでおり、この日は遅くなりそうだからお寿司を買って帰ろう、この日は時間がありそうだからちょっと手の込んだハンバーグを作ろう、というふうに考えています。なお帰宅してから作る時間はないので、朝に朝食づくりと並行してお弁当と夕食の準備をしていますが40分くらいで2名の3食分が完成しますね。

「2.1.2買い物」はOisixの定期ボックスを使うようになりました。仕事をしていると週末にしか買い物に行けないのですが、3kgのベビを抱っこして1週間分の食材をまとめ買いするという行為を2,3回やってみて、その大変さと付加価値のなさにうんざりしまして、ネットスーパーに切り替えることにしました。いくつかあるネットスーパーでOisixを選んだのは、お魚の品ぞろえが豊富なこと(うちはお魚好きなので)、定期ボックスという自分でカスタマイズした定番セットを定期的に届けてもらえること(まとめ買いだと実はあまり内容に変化がないです)、がアンド条件で揃ったのが理由です。とはいえ、使い始めたころは大根1本280円とか、すごく高いスーパーだなあと思っていました。あと、ぶっちゃけ新鮮ではあるけど特別おいしいとも思わない。ですが、使っているうちにこれはスーパーではなく働く人向けのサービス業なんだということがわかりまして。スマホでの買い物のしやすさとか(電車移動中に注文完了できる)、注文締切のリマインダーとか(配達日と注文日が中2日空いているので絶対忘れる)、ほどよく変化のある商品提案とか(こちらが指定した定番品とOisixの旬のおすすめがデフォルトで、その上で毎回変更して注文確定する)、時間がない人がやりがちなポカミス対策とか(デフォルトが変更されていないとアラートが飛ぶ)、一回このサービスレベルに慣れると完全にロックインされます。肝心の価格ですが、うちは荷造手数料がかからない4,000円以上の注文を週1で届けてもらっていますが、それ以外に買い物に行けないのでちょこちょこ買いをしなくなったこと、ベビがいるため外食費が激減していることを併せて考えると、トータルの食費は産前より下がっています。
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定番買い物リスト、献立計画、スマホのOisixサイト。

そして「2.1.4洗い物」は食洗機フル活用です。うっかり勿体ないマインドが出て手洗いをして本末転倒になってしまう大きい食洗機より、毎回の食事分を洗うのに罪悪感のない小さ目サイズがよいと私は思います。

「2.2洗濯」は、「2.2.1洗う」「2.2.2干す」までは、当然自動洗濯乾燥機ですよね。ここは迷いがないところです。が、「2.2.3たたむ」に苦労している人は多いかと。“自動”洗濯乾燥機っていうんならたたむところまでやってくれよって1回は思うよね。でも我が家は検討の結果、このタスクに対しては「たたまない」というソリューションを導入することにしました。要は、たたまなくていいようなオペレーションに変更するということで、しわにならないものはメンバーごとに用意した「洗い終わった洗濯物入れ」に突っ込んでおく、しわになるものはハンガー干しで乾してそのままクローゼットに突っ込む、という感じです。で、洋服を使うときはこのバケツから直接取り出して使います。
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白の大きいサイズが「洗う前の洗濯物入れ」、ピンクがムスメ、ブルーが私、緑がオットの「洗い終わった洗濯物入れ」です。

「2.3掃除・片付け」ですが、私は掃除がめっちゃ嫌いなので、「掃除へのモチベーションが低くても回せるオペレーション」を目指しました。まずものが多いと掃除する気が失せやすいので、物を買わない・置かないを心掛けます。物が少ないとルンバが使いやすいこともあり、「2.3.2週1」のルンバを基本オペレーションにできますので、私は出勤前にスイッチ押すだけです。そのうえで「2.3.1日1」で気が付いたところをさっと掃除するようにしてます。しかし基本的にモチベは低いので、「さっと掃除」のハードルを下げるところに投資します。たとえばマキタのコードレスクリーナー。コードレスはいくつか使いましたが使いやすさと吸引力はマキタがダントツで、ツールの使い勝手がいいとモチベーション低くてもさっと掃除ができます。使い捨てのモップ・布巾系を用意して、さっと拭いてさっと捨てるという方法も。重たい掃除機を出してかけるとか、雑巾を洗うとか、モチベーション高くないと出来ませんから。で、ここまで頑張っておけば、他に特に掃除をしなくてもまあまあきれいな状態が保てますね。あとは、もう少し仕事が立て込んできたら「2.3.3月1」でプロのお掃除サービスを頼む予定。月に1回でも徹底的に掃除すれば、次の1か月は上記の週1日1で十分きれいに過ごせると思います。要は汚れを一定期間以上積もらせないということが大事なのだと思うのです。
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マキタさんとルンバさん

仕事とコソダテの両立生活を始めるにあたり、徹底的に合理化を進めた結果、DINKS時代より時間がかなりセーブできているなあというのが今の実感です。もっと早くやっておけばよかったかな。


posted by Kokubo at 23:08| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | もしベビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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