彼はもともとうちのオットの学生時代からの友人なんですが、何度かうちに遊びに来ているうちに私とも仲良くなり、お互い相談相手として適している部分が多かったので、彼抜きでメールのやりとりをするまでに(一応オットをCCします)。私は基本的にアタマのいい人が好きですが、彼はそれに加えて柔軟な価値観とロジカルな思考を持っているので、話していてとても面白いんですよね。私がMBAそしてPhDの道を進むにあたり、彼とのディスカッションは考えを整理するのに大変役立ちました。一方で、私も少なからず彼のキャリアに影響を与えていると思う・・・。MBA留学をあおったのは何を隠そう私ですし、今回も色々人脈を紹介しているところ。
で、その友人と話していたトピックはこちら。
「恋人or夫婦に仕事の話をするのはアリか」
彼が言うには、一般論として仕事の話を熱く語る女性に引いてしまう男性は多いのではないかと。なおこれは彼の意見ではなく、AERAの記事からの出典です。
私は、日常的な話題のひとつとして、仕事話を自宅で持ち出しています。というか、ハッキリ言って私の一番のメンターはうちのオットです。私がアカデミックに進む前は同業者だったこともありテクニカルタームが通じるし、問題にするポイントも近い。例えば、「あ、タマゴはFIFOでお願い」「トレペが安全在庫レベル切ったよ」的な会話が自宅では交わされています。2人でお酒を飲みながら私の論文の相談をしたり、オットの仕事の課題を整理したりも。自分でも面白いのは、さっきまで近所のノラ猫の動向について話していたのに、いつのまにか仕事話になってたりするんですね。それくらい日常に馴染んでいるので、仕事ネタだからといってヒートアップすることも少ないです。
でも、こういう話を周りにすると「俺はそんな疲れる家庭は嫌だ」とよく言われます。先の友人の周りも、そう言う人が大多数だそう。まあ、気持ちは分からなくはないけど。
その友人と私の結論は、「仕事の話をまともに受け止めてくれないパートナーとは、人生を一緒に歩むことはできない」でした。だって仕事ほどわくわくすることってなかなか無いのに、それを共有できないなんてもったいなくないだろうか。仕事にまつわる喜びや悲しみや怒りを経て成長していく過程を、パートナーには見ていて欲しいし、私も見ていたい。そう私は思うのです。
世の男性陣、いかがでしょう。
今の職場は文系畑なので、この程度ですら通じません。家では、、もっと通じません。(^_^;;
職場でこういう議論が十分にあるのなら家でやる必要はないかもしれませんが、、家でもやれれば良いトレーニングになるかもしれませんね。
まあ仕事の話が通じると言うことは、手抜きも全部バレバレということなんですけどねー。