某共同組合さんの交流集会で、私が調査した青森の事例紹介と分析結果を話しました。壇上で一方的に話すという大変苦手な類のお仕事でしたが、まあ満点とは言えないもののやれることはやりきったのでおっけーでしょう。
(実は私は人前で話すのがとても苦手なのです。へ?アンタ人前で話す仕事じゃん?とか思った人いるでしょうが、ケースメソッド研修のような interactive communication は平気で、要は one-way communication が好きでないんです。なのでケースメソッドに出会ってなければ、そもそも先生になろうとは考えなかったと思います。)
その仕事は千葉だったのですが、千葉に行く機会が滅多にない私はせっかくだからよりみちをしようと思い、葛西のペンギンと迷った挙げ句に南船橋のIKEAに行ってみることにする。ずっと行きたかったのに、人混みがスーパー苦手なのでまだ行ったことなかったのですよー。横浜にも店舗が出来たことだし、平日だし、今日なら大丈夫でしょ。
というわけで、駅のロッカーに荷物を預け、財布と携帯だけ持ってゴーゴーIKEA!!
外観からはあまり分からないけど、中にはいると広いぞ!アメリカのスーパーをさらに大規模にしたかんじだー。ショッピングバッグやカートもデカイ。おーテキスタイルや色遣いが北欧テイストですよー。安いなー!
なんというか一言でいうと、若い人向け大塚家具です。大量の家具がコーディネイト提案としてディスプレイされているところを、客がわらわらと見ていく。本棚一つにしても色やユニットのバリエーションが広くて、何十種類と選べます。でも色彩やコーディネイトがカラフルなところ、見て回るのも番号を控えるのもパーツをピックアップするのもセルフサービスなところ、その分価格はとても安い(無印良品の家具並み)ところが、時間よりお金にプライオリティを置く若い人向けですね。確かにかなり安いんだけど、商品を手に入れるまでにかなり手間がかかるので、我々はそこに対してプレミアを払っているのだなというのがよく分かりました。
でも、買い物のプロセスを楽しめる人なら、けっこう楽しいと思う。私も無駄にテンションあがる。
まずは2階へ。ここは基本ディスプレイのみ。色んなコーディネイトを提案してあります。6畳スペースでコーディネイトしてあるところが日本向けカスタマイズだなと思いました。ここで気に入ったものの番号を控え、1階の倉庫でピックアップして、レジを通るしくみ。
1階は倉庫。ここから必要なパーツをピックアップするのですが、めちゃくちゃでかくて、これを見た私はちょっと萎えてしまいました。とりあえず、一人では無理。
会計を済ませると、購入した家具を宅配するために自分で梱包するスペースがありました。が、かなり狭い。友人曰く、海外の店舗だとほとんどの客が車で来てそのまま積んで帰るので、この梱包スペースは小さくても大丈夫なのだそう。でも日本だと車で来られない人も多いから、土日は混乱するだろうなと思いました。この反省が横浜店に活かされているのか、気になるところです。
なおここにはスウェディッシュフードのカフェがあります。会議エリアでもありますから、かなり席数が多い。ここで昔スウェーデン人の友人が作ってくれたミートボールを発見!懐かしくなって頼んだところ、グレービーとクランベリージャムが添えられているあたりが確かにスウェーデン風。しかしこれ、日本人の口に合うかしら・・・。
ざーーーっと見学するだけでも1時間かかりました。そして疲れたー。でも職業柄、本棚がたくさんあるというのがとても嬉しかったので、引っ越しの際には買いに来ようと思いました。力持ちの友人とスニーカーを装備して。