2007年02月13日

ケースメソッドによるソーシャル・ベンチャー研究会(自分の振り返り)

ケースメソッドによるソーシャル・ベンチャー研究会が終わりました。

あけてみたら予想以上に人が多かったうえにバックグラウンドも本当に多様で、なのにそれを想定していない状態で設問を作っていたせいで、いきなり議論が紛糾しました。色んな意見が出たので発言の幅広さという意味では良かったのですが、拡散したという印象を持った方も少なくなかったろうなと思います。ソーシャル・ベンチャーのケースでは、参加者の持っている前提が違いすぎるので、同じ目線で議論ができるようにもっていくこと自体がとても難しいのだと改めて思いました。KBSで営利企業のケースをやる限りでは、参加者の前提がだいたい揃っているのでここまで議論が飛ばないためうっかりしました。よって最初の前提のすりあわせをいつも以上に丁寧にやらなくてはいけない、というのが今回の私の大きな学びです。確かに、私のそもそもの問題意識も共通言語が無いということだったので、これは腰を据えて取り組むべき課題でしょうね。(博論はこれか?!)

ディスカッションのレベルの高さと、わかりやすさのバランスをとるのも難しかった。例えばAってコメントがあったときに、私の中ではA→B→Cって仮説が出来上がってるからCに繋げちゃえるんだけど、その前提Bを持っている人はともかく持っていない人は??ってなるだろうなと思うと繋げられなかった。でもそれをやらなかったから議論が深まらなかったようにも思う。レベルが高く、かつ分かりやすいディスカッションが出来るようになるにはもっと場数が必要ですね。

私の反省は多々ありますが、とりあえず参加者の皆さんが楽しんでくれてさえいたらいいなと思います。どうでしょうか?どきどき。

しかしケースリードというのは、毎度毎度こちらの度量を試されます。ケースリーダーのキャパが狭いと参加者に思われてしまうとコメントの多様性が失われますので、リードする上ではどんな意見が来てもまず受け止めるというのが大変重要。なんですが、昨日は多様すぎてもうホントあっぷあっぷでした。参加者次第で異なる大変さがありますが、昨日は多様なバックグラウンドから発される意見を私の小さな器で受け止めきることが一番大変でした〜。


それにしても、たくさんの人のサポートがあってこそ開催できた研究会でした。
陰に日向に手助けしてくださった方々に大感謝。
貴重な休日を割いて参加してくださった方にも大感謝。
本当にありがとうございました。

今回の経験を糧に研究を深め、皆さんにもフィードバックしたいと思います。
またこういう機会があるといいなー。


posted by Kokubo at 23:54| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究と実践 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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