2007年01月31日

ケースメソッドによるソーシャル・ベンチャー研究会

わたくしが所属する慶應ビジネススクール(通称KBS)の公式ケースとしては初のソーシャル・ベンチャーのケース「株式会社いろどり」を作りましたので、これを用いて2月12日に研究会を行うことにしました。

私の所属するKBSは、ケースメソッド教育を標榜しておりまして、MBAの1年間で約200本のケースを扱います。これらは営利企業のケースですが、ソーシャル・ベンチャーのケースを題材にすることで、ソーシャルとビジネス両面での知見を深めることができるのではないか?というのが今回の研究会の試みです。

ケースメソッドというのは面白い教育手法で、講演会のように当事者の話を一方的に聞くわけでもなく、講師が持っている答えを説明するわけでもありません。ですが、ディスカッション・リーダーを中心にケースを読んだ参加者がディスカッションすることで、一人ではなし得ない深い「学び」を得ることができます。今回は私がディスカッション・リーダーとなるわけですが、これが難しい。ディスカッション・リーダーはどのような意見でも受け止められるようにニュートラルでいなくてはならないのですが、偏っていないつもりでも案外偏っていることが多く、自分の器の小ささを思い知らされます。だからこそ勉強になるので、ディスカッション・リーダーを努めるのはスキなのですけどね。日々是精進です。

さてこの研究会、会場の都合(椅子が足りない)とケースメソッド教育の特性(あまり多いと発言できなくてつまらない)により、定員を設定していたのですが、なんと広報開始後1週間を待たずに定員オーバー。ぎりぎりまで申込みを受けましたが、それでも泣く泣くお断りをせざるを得ず、嬉しいような残念なような複雑な気持ちです。事前に資料代を振り込んでもらい、予習もしてもらうという煩わしさを強要しているにも関わらず、こんなに多くの方に興味をもっていただけて感激です。

でもほんと面白くなると思う。一人が喋るスタイルだとその人の持っている以上のものって得られないけど、それが×30人分となったらそりゃもうすごいことですよ。申込みしてくださった皆さんの期待値が高いので、私は相当プレッシャーを感じていますが、それでもやっぱりどんなディスカッションになるのだろうかとわくわくします。また終わったらレポートしますね。

というわけで今回の申込みはもう受け付けていないのですが、もし「自分も行きたいからまたやって欲しい」という方がいらっしゃいましたらコメントでもメールででもご連絡くださいまし。


参考までにケースメソッド教育についての資料をアップしておきました。
Introduction_of_Case_Method_20070131.pdf


posted by Kokubo at 19:26| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究と実践 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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