2012年04月21日

洞窟探検と、挑戦するときに必要なもの

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富士山YMCAから見る富士山と月。美しい。

慶應SFC関係のお仕事で、青木ヶ原樹海の洞窟探険に行ってきました♪
お世話になったのはホールアース自然学校の自然体験プログラム。ソーシャルビジネス界隈ではけっこう有名なホールアースさんですが、私は初めての訪問です。でもロケーションは富士宮ですので、静岡県立大学からは1時間強の距離でした。近いな!

前夜は関係者の話を伺う。「日本型の自然観の回復を通して、人間本来の豊かさに立つ価値観と品格を社会に実現すること」を理念とするホールアースさんですが、お話の中で一番感銘をうけたのは、現場スタッフの肚の据わり方というか、迷いのなさ。自然を体験することで消費者に行動変容をもたらすことを目指している組織ですが、覚悟の無い人に行動変容を迫られたって説得力ないよと思うわけです。スタッフに迷いがないからこそ、参加者が変わるんだと思うんですね。

2日目には実際にプログラムを体験しました。

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プログラム参加者はこんなカラフルなツナギを貸してもらえます。お尻にツギハギがあたってる理由はのちに判明。

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青木ヶ原樹海を歩きながら、その成り立ちを説明してもらう。森の境目が良くわかって面白い。

そして溶岩で出来た洞窟へ入ってゆきます。

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これ、とてもドキドキします!季節的に足元は氷に覆われており、ツルッツルです。明かりはヘッドライドのみの中、後ろの人に危険なポイントを伝達しながら歩いてゆきますので、チームビルディングにもなります。写真では表現できませんが、洞窟の中の巨大な氷柱、真の暗闇の中で聞く水滴の音、暗闇の中から見上げる入り口の地上の光など、とても幻想的なシーンがたくさんありました。自然への敬意が自然に湧き上がってきます。

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そしてもう1つのおすすめは、溶岩洞窟の探検(?)。身体がようやく通るような幅の洞窟を進むのです。ほふく前進すらできず、身体を穴に入れてずりずりともがきながら進みます。ヘッドライト付きヘルメットとツナギを与えられた理由がよーく分かりますよ。

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こういうところに洞窟はあります。分かります?

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出てきたところ。ここに入れるなんて思わないでしょ?

これが、けっこう本気で怖い。現場を見てみると、「こんなとこ本当に通れるの?」という不安に襲われますし、一人ずつしか通れないので他の人がいることが支えにならない。さらに自然の洞窟なので、つっかえてしまった場合にも引っ張ってもらったり後戻りすることはできず、自力で這い出る以外に脱出の道はありません。学生に若いときは挑戦するべし!とか言ってる自分がここで挑戦しないわけにはいかないぜ!と思ったものの、いざとなったら頼れるのは自分しかない、けど、頼れるの私?という自分への不信感が募ってびびってました(笑)。実際、這って進んでいる途中に服が引っかかったり身体がつかえたりで動けなくなる瞬間がたびたびありまして、このまま出られなくなっちゃうんじゃないかという深い恐怖を味わいました。パニックを起こさないように、落ち着け落ち着け大丈夫だから、と自分を励ましながらゆっくり進む。しかしその分、通り抜けられたときの達成感は大きいです。自分を信じて挑み、そして結果を出すことは自信につながるなーと改めて実感。

インストラクターの方が言っていたのですが、この洞窟探検で一番大事なのは「気持ち」だそうです。心が折れて、本人が諦めてしまうと、どうしようもなくなるとのこと。「そんな時はどうするんですか?と問うと、「皆で外から励ます」とのこと。なんちゅーベタな・・・。でも本質的だなと思いました。成功するためには、成功するまで諦めないこと。

同じことは、人生の色んな場面で言えると思います。結局、現状の課題を突破するために必要なのはものすごく多くの試行錯誤で、一部の超天才を除けば皆の突破率はそんなに変わらない。ゆえに試行錯誤の量が多ければ多いほど成功の可能性は高まるんですが、諦めてしまうとその試行錯誤の数が減るので、結果的に突破できないわけです。であれば、試行錯誤というプロセスを楽しめるようにしておくことが大事だなと思いました。

ホールアースさんのプログラム、おススメです!ゼミ合宿でも取り入れたいなと思いました。

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posted by Kokubo at 10:24| 神奈川 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日常と思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日はありがとうございました。
また遊びに来てくださいねー。
Posted by らがー at 2012年04月24日 00:33
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