2012年03月25日

いってらっしゃい

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このたび、国保ゼミの1期生が大学を卒業しました。

2010年4月に静岡県立大学に赴任して初めて担当したゼミの学生が卒業するというのは、なかなかに感慨深いものがあります。1名は休学してカナダに留学しているため卒業するのは2名ですが、初回というのは試行錯誤の部分が多く荒削りな指導だったにも関わらず、自分なりに道を選んで旅立ってくれるのは有難い限りです。

1期生が卒業を控え、3期生のメンバーが確定したこのタイミングに、3期合同で春合宿をしました。この春合宿は国保ゼミのミッションを確認する機会としており、学生たちに「ゼミ」という場をどのように使いたいのか、卒業時にどうなっていたいのかを考えてもらっています。また今年から、3年生はゼミ配属後の1年間、4年生は同2年間でどういう学びを得たかのプレゼンを後輩に向けてしてもらうことにしました。このプレゼンが非常に面白いのですが、ここで4年生のS木くんとI川くんは、「自分にとって国保ゼミとはなんだったのか」を話してくれました。

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それによると、
「国保ゼミとは、自分の志を問う場所。自分の人生で成し遂げたいことを永遠に問われる場所だった。自分の志を実現するためには実力をつけなくてはいけなくて、実力をつけるためには『できっこない』ことをやり続ける。それで実力をつけていけば、いつか自分のやりたいことが出来るようになると考えている。」(S木くん)
「自分にとって国保ゼミは会社であり、大学は社会だった。国保ゼミは、僕と社会の架け橋で、社会に出て何がしたいのか?社会は何を求めているのか?社会に対して何ができるのか?を問われる場だった。そのためにも自分と向き合うこと、他人と向きあうことから逃げないことが大事。自分が何をしたいかの答えは見つからないままだけれど、卒業してからも向き合い続ける。」(I川くん)



思えば、2年前に大学に着任したときに、大学では就職活動が始まるまでは学生と社会(人)との接点が非常に少ないことに驚き、もっと早い段階から接点を作っておきたい、完全に社会に出る前のお試し期間を作りたいと考えて、オープンゼミ等を企画したんでした。だからゼミ生が卒業する今は、「さよなら」というお別れではなく、ゼミ室の扉を開けて社会という大海原に足を踏み出そうとする学生に「いってらっしゃい」といいながら見送る感覚です。自分なりの「ワンピース」が見つかりますように、迷いが出たらいつでも相談においで、という気持ちとともに。




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そして3期生は、ようこそ国保ゼミへ。これから一緒に過ごす2年間が、皆にとって実り多きものになりますように。




posted by Kokubo at 06:44| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常と思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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