2010年01月10日

リ・ディスカバー三重

年が明けて早10日ですね。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始は、実家のある三重県で過ごしていました。といっても今回はオットと義母が一緒だったので、帰省というよりは二人のための三重観光。三重生まれ・三重育ちの私ですが、故郷を離れて10年以上が経った今訪れると、色んな再発見があって面白かったので記録してみます。

まずは、義母のために伊勢神宮(内宮)に参拝。五十鈴川にかかっているあの世とこの世を分かつ宇治橋を渡り、杉林の砂利道を抜けていくと御神殿があります。子どものころから親しんだ風景ではあるけど、改めて行くと厳かな空気が心地よいですねえ。お伊勢さんでは通常の手水舎に加えて、御手洗場という五十鈴川のほとりで手を洗えるところがあるのですが 私、5歳くらいのときここに頭から落っこちたことがあります。だから身も心もきれいに違いない。
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お伊勢さんでは20年ごとに宮大工の技術継承を目的に行われる式年遷宮の準備が進んでいまして(藤井フミヤがイメージソング歌ってる〜!)、宇治橋が出来たてほやほやでした。まだほのかにヒノキの香りがします。伝統を継承するために、定期的に行う破壊と創造。なんだか色々と考えさせられる。
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お伊勢参りのあとは、お決まりコース。伊勢に来て「赤福」ははずせません。本店は赤いかまどが美しいです。赤福とほうじ茶セットに加え、冬季は赤福ぜんざい、夏季は赤福氷もおいしいです。赤福本店は火鉢が置かれた雑然とした雰囲気ですが、隣の五十鈴茶屋は静かな雰囲気の中で抹茶もいただけます。
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もう1つの伊勢名物、てこね寿司を食べにすし久さんへ。建物がレトロでかわゆい。角松などの日本の由緒正しいお正月支度がしてあるのを見て、なんとなく背筋が伸びました。日々の生活の中で四季を大切にする姿って、美しいなあ。伊勢の「てこね寿司」とは、カツオのヅケが生姜や大葉、ゴマの混ざった酢飯の上にのったものです。おいしいのよ〜。「てこね寿司」の語源は、手でこねて作ったからという説と、手桶に盛るから手おけ寿司というのが訛ったという説とがあります。
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そしておかげ横丁にも寄る。テーマパークちっくでたのしい。このおかげ横丁は、株式会社赤福の経営者・濱田益嗣氏が社運を賭けて行ったまちづくりとして知られています。近代経営を取り入れて赤福を大きくした濱田氏が、衰退した門前町の再興にその経営手腕を発揮したこの事例は、ソーシャル・エンタープライズの本質ではないかと思う。
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今の伊勢の門前町の賑わいがこのおかげ横丁効果であることは明らかですが、同時に赤福もかなりの相乗効果を得られており、地域貢献と企業経営が切り離せないものであることがよく分かる事例です。また、そういう活動をしているからこそ、2007年に発生した表示偽装事件のときも地元の人はわりと同情的で、「悪いことしたのは反省すべきだけど、謝ったんだしこれから気をつければいいんじゃない?それより赤福食べたいので早く営業を再開してほしい」的な反応をしてたという印象が私はあります。まさに情けは人の為ならず、ですねえ。

あとは二見の夫婦岩なども見学に。意外と小さい。ていうか、隣の神社には波がざっぱんざっぱんかかってますけど、大丈夫なんでしょうか!!
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って感じで伊勢を中心に観光して、実家も寄って、帰りました。

そして帰宅後のお楽しみは、松阪牛の老舗・和田金で買った自社牧場の松阪牛。お店ですき焼きを食べると一人2万円くらいになりますが、1階にある精肉コーナーでお肉を買っておうちで作って食べれば3,000円でお腹いっぱい。松阪牛を安価で堪能できるのは、地元の特権ですなあ。実際、地元の人は切り落としや挽肉をキロ単位で買ってたりします。私はサシ入りのお肉がくどくてあまり好きじゃないこともあり、さらに安上がり。下の写真はれっきとした松阪牛ですが、切り落としなのでグラム500円です。ゴマ油(これも三重・四日市の九鬼産業のもの)でさっと焼いただけでおいしぃい!
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今回、人を案内するので改めて色々と調べましたが、三重県って歴史も、見どころも、おいしいものも多くて素晴らしい。全国区ではけっこうな存在感のなさですが(「三重」が何処にあるか分からない人は多い)、やるじゃないか!!かくいう私も、地元にいたときは当たり前すぎてその豊かさにあんまり気付いてなかったです。なので、故郷を離れた今のほうが、三重の良さがよく分かるし大切にするようになりました。




posted by Kokubo at 11:03| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常と思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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