2009年11月18日

草食ベンチャー

先週の日経ビジネスの特集「いまこそ起業資本主義」の中で、事業拡大意欲の低いベンチャーを「草食ベンチャー」として取り上げており、さらに「社会起業ブームと同根」だということが書かれていました。「肉食系」の海外起業家と比較の上、「派手な飲み会を嫌い、社会問題を語りたがる」「裕福な家庭に育ち、エリート教育を受けている」「自己満足型」として日本の起業家像が語られています。

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「草食」と「起業家」ってけっこう矛盾してるなーって思うのですが、でも確かにその流れは最近感じておりました。先日も大学(undergraduateね)関係者と話していて、最近の若い人は競争や儲けることを嫌がるんだよね、という話をしていたばかり。競争=人を蹴落とす、儲ける=独り占めする というイメージで、そこまでやりたくないと思うんだそうな。さらに言うと、そもそも競争をしたことがないからイメージ出来ないとか、負けるのが怖いから競争したくないとか、考えてるんだそうです。

私は競争は自分の力を客観的に見るいい機会だし、儲けたら自分も周りもハッピーにできるという発想なので、この話を初めて聞いたときはびっくり。でも、実際問題、昨今の社会起業に憧れる人って、この層が少なくないんだろうなあと思う。社会起業なんて普通にビジネスやるよか複雑性が高い分難しいし、社会問題を扱う以上はけっこうえげつないものも見ちゃったりすると私は思うんだけどな。ただ一方で、えげつないものを見たり仕事の大変さでへこんだときに、ミッションが支えてくれるのもまた事実なので、どちらがいい悪いという話でもない。打たれ強ささえあれば、どっちでも大丈夫と思います。


ところで、草食は打たれ強いの?




posted by Kokubo at 11:57| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常と思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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