「草食」と「起業家」ってけっこう矛盾してるなーって思うのですが、でも確かにその流れは最近感じておりました。先日も大学(undergraduateね)関係者と話していて、最近の若い人は競争や儲けることを嫌がるんだよね、という話をしていたばかり。競争=人を蹴落とす、儲ける=独り占めする というイメージで、そこまでやりたくないと思うんだそうな。さらに言うと、そもそも競争をしたことがないからイメージ出来ないとか、負けるのが怖いから競争したくないとか、考えてるんだそうです。
私は競争は自分の力を客観的に見るいい機会だし、儲けたら自分も周りもハッピーにできるという発想なので、この話を初めて聞いたときはびっくり。でも、実際問題、昨今の社会起業に憧れる人って、この層が少なくないんだろうなあと思う。社会起業なんて普通にビジネスやるよか複雑性が高い分難しいし、社会問題を扱う以上はけっこうえげつないものも見ちゃったりすると私は思うんだけどな。ただ一方で、えげつないものを見たり仕事の大変さでへこんだときに、ミッションが支えてくれるのもまた事実なので、どちらがいい悪いという話でもない。打たれ強ささえあれば、どっちでも大丈夫と思います。
ところで、草食は打たれ強いの?