私は職業上必要に迫られてのことも多いけど、オットさんもかなり読書家なので、自宅で二人で読書をするという休日の過ごし方はそれほど珍しくはない。彼と私の読む本は一部被るので、互いの本を回し読みできるという楽しさもある。あと、オットが読んだ本のどこを面白いと思ったかの理由を聞くのが好き。「なぜ」という質問は、その人のいろんな情報をあぶり出すので、オットさんの内面の成長が手に取るように分かります。
しかし、夫婦で食べることに対する情熱が強いので、うちごはんにしろ外食にしろ、二人でいるときは食事に何を食べるかはかなりクリティカルなイシューとなります。自分でも料理をするだけに、たとえ愛情がこもっていても美味しくない手料理は食べないオットを持つツマとしては、腕をカバーするためにも素材にはこだわりますよ。いいものを手に入れるためには、少し遠くのスーパーやデパート、魚屋さんまで足を延ばします。
今日は、スーパーで見かけた三重県産「本しめじ」というものを使ってみる。初めて見ましたが、形がかわいい!太いアスパラガスと一緒にバターしょうゆ炒めにしてみたところ、シメジの味×エリンギの歯ごたえで美味しい。あとは旬の秋刀魚がおいしそうだったので、塩焼きにして、徳島産スダチと大根おろしを添える。美味しかった〜。ワタにあまり鱗が入っていないのが不思議だね、とオットと話しながら食べる(網漁だと揚げられたときにほかの魚の鱗を飲んじゃうはずなので)。おいしそうな秋刀魚をみると、もう秋なんだなあって感じます。夏も終わりだ。
春は花 夏ほととぎす 秋さんま・・・。