2009年04月18日

またもや上勝町へ

調査で上勝町に行く。
上勝町では、少し遅い桜が咲いていて、得した気分です。

横石さんやいろどり社員のには東京でも何度かお目にかかっているけれど、上勝町で会うのは1年ぶりー。気づけば、株式会社いろどりさんも社員が7人になっています。5年前に初めてお邪魔したときは、社員は2人で、町役場の一室を間借りして細々とやっていました。それ以来、株式会社いろどりさんが、横石さんの個人活動から徐々に「組織」になっていく姿をずっと見ています。起業家としての能力と経営者としての能力はイコールでないと思うけど、会社の成長とともに横石さんが起業家から経営者になっていっているのも見えて、つくづく学習能力の高い人なんだなあと思います(上から目線で失礼)。

社員さんたちは、年齢も、経験も、個性もバラバラな社員さんたち。いつも忙しそうだけど、楽しそうに仕事をなさっていて素敵。しかし、それぞれキャラがしっかり立っている人たちなのに、あんなに仲がいいのってすごいなあー。多様性と生産性が両立してる組織でとてもいい感じなんですけど、これは横石さんが経営者として、ミッションに惹かれて集まった社員さんたちを、共感に頼らずにマネジメントしていることで実現されている、と私は見ています。横石さんが「共感」とか「価値観」「理念」「〜らしさ」などの単語を口にするのを聞いたことないです。「目的」はあるけども。


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なぜか新入社員さんの歓迎会にご一緒させてもらう。どれが新人さんでしょう?



さて、今回はくるくる工房にも行ってみましたよ〜。

上勝町は2020年までにゴミをゼロにする「ゼロ・ウェイスト宣言」を標榜しており、代表的な例として徹底した分別を行っている日比ヶ谷ごみステーションや、住民が不要なものを持ちこんだり持ち帰ったりできる「くるくるショップ」があります。上勝町役場から委託を受けてそのごみステーションの管理・運営を行っているのがNPO法人ゼロ・ウェイストアカデミーなんですが、その事務所はごみステーション隣の「上勝町介護予防活動センターひだまり」の中にあり、この「ひだまり」には持ち込まれた着物や端切れをリメイクして販売する「くるくる工房」が併設されています。ごみステーションとくるくるショップは見学したことがあったけど、比較的新しい新しいくるくる工房はちゃんと訪れたことがなかったので、今回寄ってみました。

代表のFさんにお茶をいただきながらお話させていただく。実はこのくるくる工房、私は環境のための施設なのかと勝手に思っていたのですが、説明を聞いてはじめて「福祉」なのだということを知りました。高齢者の居場所づくりなのですね。でも面白いのは(そしていろどりと共通する点でもあるのですが)、おばあちゃんを働かせていること。家に引きこもっていないようにするのが目的ならば、福祉センターを作ってゲームやレクリエーションをさせよう、というのが一般的な発想ですけど、ここは持ち込まれた端切れを小物にリメイク(人気商品は褌)させて値段を付けて売っています。商品開発は御歳77歳のおばあちゃんがやるそうですが、高齢者が作ったとは思えないような斬新な色づかい・柄づかいなんですよー。

P1040241.JPG P1040240.JPG (右)ペットボトルカバー
P1040242.JPG P1040243.JPG こいのぼりのリメイク品たち

こいのぼりのように、思い出の端切れを持ち込んで、小物に作りかえてもらうことができるそうです。おばあちゃんがちくちく縫ってくれますよ〜。某Mさんは、お気に入りのシルクパジャマを褌に直してもらったとか。

こういうの↓心の原風景にありません??縫物をするおばあちゃんとつらつらと話をする…っていうかんじ。ほのぼのするよね〜。ずっと前に亡くなったおばあちゃんを思い出して、懐かしい。

P1040232.JPG P1040248.JPG 左がFさん


ゼロ・ウェイストアカデミーのFさんは、1年前にお会いした私のことを覚えて下さっていました。こちらはもちろん覚えていますが、向こうにしてみたらその他大勢の一人なのにすごいなあ。ちなみにその時私は、医療費の調査をしていることを述べて、「国民保険の国保と書いてコクボと読みます」という自己紹介をしたのですね。で、その印象が強かったようで、私の顔を見て、





「えっと・・・ お名前は確か・・・ えっと・・・ あ! 健保さんだ!!」








惜しい(笑)。


posted by Kokubo at 14:38| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学院と日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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