2009年01月21日

第1回研究会レポート

(「マネジメント研究会」カテゴリー新設しました)

第1回のケースメソッドによるソーシャルベンチャー向けマネジメント研究会には、19名の方にご参加いただきました。ありがとうございました!!貴重な土曜日の午後にはるばる日吉までお越しいただきまして、ありがとうございますー。また懇親会に参加された皆さまも、お疲れ様でした!参加者のみなさんとゆっくり話せて良かったです。多くの方が初対面とは思えない盛り上がり方でしたねー。けっこう飲んで食べたのに一人3,000円というのは、学生街の良さでしょうか。

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さて、今回は第1回ということで、イントロダクション色の強い研究会でした。研究会冒頭で本研究会の趣旨をお伝えしましたが、現場に求められているものと比較的近いようで良かったです。出来れば継続的に参加いただくことが、本研究会の目的である@経営を総合的視点で捉えるための脳みそトレーニング、A目標や悩みを共有できる仲間との出会いと気づき、が実現できると思いますので、2月は博論スケジュール上からスキップしますが、3月以降は月イチ開催を目指します。

第1回でのヒアリングの結果として、3月以降は毎月、基本的に土曜の午後(13〜16時)に開催します。それから研究会後はタリーズからコーヒーをデリバリーしてもらいますので、少しでも会場に残って参加者同士で情報交換をして下さい。第1回の懇親会からのキャリーオーバーが1,620円ありますが、これはコーヒー代の足しにしますね。

第1回を開催したことで、また今回の参加者からのフィードバックを得たことでイメージがかなりクリアになりましたので、研究会の目的と内容を修正しました。こちらのページにまとめています。なお私の意見やビジネススクールでの一般的見解が聞きたい、という要望が結構あったので、次回以降はKBSの現役学生やOBにも参加を呼びかけてみようと思います。

第1回の研究会でのテーマは、経営とはなんぞやというイントロダクションで、またケースを通して伝えたかったのは「想いと利益をどう両立させるか」でした。次回はリスクマネジメントで、経営の総合的視点からみた組織内不祥事の捉え方を扱います。ちなみに、第3回(ケース「株式会社いろどり」×テーマ「人を動かす」)への期待がずいぶん大きいようですが、これは「共感に頼らない人の動かし方」がテーマなので(共感は大事だけど、今日の共感が明日の共感を保障するわけではないですから)、共感を得て人を巻き込む方法を期待して参加すると裏切られますからご注意ください。第2回の詳細はこちらです。

追記ではアンケートの声を紹介します。


1)ケース“浜松オーガニックカレー「スパイスカフェBija」”について
・自分がやったら陥りそうなケースだった。(本村さん)
・少人数、スタートアップの事例としてベンチャー企業の役に立つと思います。自分の属している会社でも悩んでいる点でもあります。(片貝さん)
・非常に面白かったです。もっと手厳しい意見をバンバン出す人がいればよりよいと思いました。(Tさん)
・こうやって客観的にみると自らの過去や現在の状況も含め恥ずかしい部分もあり反省しきりです。(伊藤彰さん)
・事業としてはまったく分野が違うものの、共通する部分は多々ありました。過去の成功例ではなく、これからどうなるかもわからない、今まさに課題を抱えている例というのは、正解を求めようにも求められないですし、後にひくなぁとおもいました。(マドレボニータ・高橋さん)
・とても役に立ちました。産後女性向けのNPO法人という特殊な運営の中、やはり、食に関することはとっつきやすく、またいかに人を惹きつけるか???ということで勉強になりました。レジュメを読んでいた時は心の中でツッコミ入れていたけれど、終了後は「ぜひ食べに行きたい、清川さんにお会いしてみたい!」となりました。(マドレボニータ・吉田さん)
・すばらしくまねしたい事例もいいですが、こうして改善点をいっしょに考えられるようなケースは、考えながら自分たちのとこはできてるか?と内省することもでき、非常に有効でした。(ぜんぜん余談なのですが、昨日、年末にNHKでやっていたAPバンクのドキュメンタリーの録画を見ていたら、APバンクフェスに出展していたBijaが5秒くらい出ていました。清川さんが小林武に挨拶してる場面がうつってました。)(マドレボニータ・吉岡さん)


2)レクチャー「経営管理イントロダクションおよび研究会の方向性の確認」について
・方向づけが明確になりました。(本村さん)
・初回だったので研究会の目的を丁寧に説明していただき役に立ちました。(高野さん)
・ブログに書いてありましたがさらにクリアになりました。次回以降初めて参加する人には少し早めに集まってもらい軽いレクチャー・説明するといいかもと思います。(金井さん)
・経営管理というものをまったくわかっていないのに、今そこに携わっていることにやっと気づいて(!)おののいている状態だったので、なんて素晴らしいタイミング…と感動しました。(マドレボニータ・高橋さん)
・勉強する前に運営にかかわりはじめ、どこから手をつけてよいものか・・・と悩んでいたのでとてもタイムリーで役に立つ内容でした。(マドレボニータ・吉田さん)


3)本研究会で得た学びや気付き
・レクチャーの戦略の体系図は簡易に考える際に役立つものだと思いました。7Sなど分かるけど使えないなあと思っていたので。(片貝さん)
・組織作り、もっと言うとCOOの大事さと役割について具体的にイメージでき、理解が深まりました (インパクト東京・三宅さん)
・受けてみて初めて自分にこれがどれだけ大切で必要かが分かった。(Mさん)
・このようにソーシャルビジネスに関心ある方々が増えている、集まっている研究会の存在そのものには大きな刺激を受けています。(Tさん)
・参加型のセッションが面白く再認識させられる気付きがありました。最後の10分のwrap-upも良かったです。(Sさん)
・「COOでなければできないことは?」という言葉にハッとしました。課題2と3についての自分の考えは混ざってしまっていたので、やるべきこと、やったほうがいいことが多々あがる中で、COOの役割とは?という視点を持てた(気づいた?)ことは大きな学びでした。 (マドレボニータ・高橋さん)
・ケースへの興味、愛着のようなものがわきました。違う職種からも(の方が)より学べると感じました。そういう目ができたかな?(マドレボニータ・吉田さん)
・COOの存在意義を強く意識するようになりました。COOのありかたを知ることで、CEOも、よりいい関係をCOOと築けるんではないかとおもいました。今回、一緒に参加した二人のCOOの勉強熱心さにも感動しつつ、2人に対して感謝の気持ちでいっぱいになりました。「お客さんとの接客以外でのコミュニケーションが必要だな」とケースを読んで感じたのですが、じゃー、自分たちは、どこまでできてるか?ということを、すぐにふりかえりました。まだまだできることはあるなとおもい、さっそく昨年のレッスン卒業生の住所ラベルを手配しました。(マドレボニータ・吉岡さん)


4)ケースメソッドについて
・ある程度ビジネスのバックグラウンドのある方々なので、レクチャーは本日程度で良いと思います。次回以降、ケースとともに参考文献もご紹介いただけると研究会の発言の質が上がると思います。(片貝さん)
・現場と照らし合わせるといろいろ理解できるので、自分にケースメソッドは最適な手法だと分かった。(Mさん)
・こういう内容であればレクチャー≪ケースだと思います。(Tさん)
・具体的事例→最後にマクロ視点のまとめがあって分かりやすかった。(高野さん)
・初めて体験してみて、自分は「正解」を求めようとするクセが頑固についているなと思いました。もう少し皆さんの意見を聞いたり、話したり、考えたり、そこから何か導き出したい…という欲求が残りました。が、ここでBijaをどうするかが求めるところではなくて(笑)、あとに残ったあーだこーだと考えているこの状態と、最後のレクチャーを照らし合わせて、自分の団体に取り組めばいいんだよな、と思っているところです。(マドレボニータ・高橋さん)
・ケースメソッドとてもよかったです!運営を始めてみると、今さらレクチャー形式でじっくり学ぶ時間も取れないため、それよりもケースで学んでいると具体的に自分のことに結びつけたり、具体的なアイデアが出てくる。(マドレボニータ・吉田さん)
・すごーくよかったです。最速で必要なことを学べるメソッドなんじゃないでしょうか。とくに現場で実践している忙しい人たちにとっては、非常に有効なメソッドだとおもいました。国保さんが、適切なところで、適切な質問をはさんでくださったのも、よかったとおもいました。それはCOOがやらなきゃいけないこと?など・・ (マドレボニータ・吉岡さん)


マドレボニータの参加者さんはblogに感想を書いて下さっていますので、そちらもよろしければご覧くださいませ。

吉岡マコさん
吉田紫磨子さん
高橋葉子さん

この研究会、有限会社フォレスト田辺さんのブログNPOかものはしプロジェクト青木さんのブログでも紹介していただいておりました。ありがとうございます〜。

最後に御礼を。
本研究会は、陰で支えてくださっている方のおかげで成り立っております。資料準備と会場案内を手伝ってくださったえりぞうさん、関係者への告知と連絡を手伝ってくださった金井さん、そして教材のための情報提供をしてくださったBija清川さん、本当にありがとうございました!

P1030956.JPG金井さんの差し入れ、オーボンヴュータンの焼き菓子揺れるハート
仕事の後の甘いものはサイコーです。


posted by Kokubo at 16:44| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究と実践 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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