一年中手に入るものが増えた昨今ですが、青梅だけはこの時期しか見ないですよね。スーパーの店頭で季節を感じられる、数少ないアイテムの1つかもしれません。
青梅といえば梅干しか梅酒かだと思うのですが、その昔ぬか漬けで挫折したことがあるので、きっと本当に好きなものしか続かないのではないかと思い、梅酒づくりにチャレンジしてみることに。調べてみたところ梅酒の標準的な割合は 焼酎:梅:氷砂糖=1.8L : 1.0kg : 0.5kg のようです。でも普通の梅酒だと私には甘すぎるので、今回は自分の好みと梅の重量を反映して、 焼酎:梅:氷砂糖=1.7L : 0.98kg : 0.3kg の割合に決定。(自分の覚書として書いておきます。)
作り方は、各作業の意味さえ理解していれば極めて簡単。
1)梅を洗って乾かして、ヘタを取って、氷砂糖と交互に殺菌した瓶に入れる。今回は成熟が進んでいる梅なので、洗浄後のアク抜きはパスしました。
2)ホワイトリカーの味はあまり好きではないので、黒糖焼酎(朝日30度)で漬けることに。ちょっとアルコール度数が低いけど、酒屋さんに相談したところ大丈夫だと言われたので信じてみる。なおアルコール度数が高いウォッカなどで作ると、梅の実がしわしわにならずおいしく食べられるんだそう。
ところで、梅の加工品を作る作業を「梅しごと」って言うそうです。初めて知ったけど素敵な言い回しだ。こういうワーディングに触れるたびに、日本語って美しいな、日本の季節を愛でる文化って素晴らしいなと思う。
ご縁のある福井の青梅×奄美の黒糖焼酎でつくる梅酒。3ヶ月後がすっごい楽しみです。美味しくできるといいな〜。それまで待てるかな〜。